技術職の定年後再雇用の賃金について
当社では、正社員については、60歳定年後再雇用で業務の低減、責任の低減等で前年の50~80%に給与が減額されます。
一方、技術職(無期転換社員)についての60歳定年後再雇用の給与についての規定がありません。
規定を作成するに当たり、正社員と同じ制度も考えていますが、無期転換社員は退職金も無く、また役職も無い為、定年後の仕事の役割・責任範囲は、ほとんど変化はありません。
その場合でも正社員と同じように給与の減額は問題ないでしょうか。
投稿日:2022/11/02 16:39 ID:QA-0120640
- H.Oさん
- 東京都/販売・小売(企業規模 101~300人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
無期転換社員につきましても、
定年、定年後の労働条件について、規定が必要です。
再雇用後の仕事内容、責任の範囲等違いが全くなければ、給与減額は原則できないということになりますが、
ほとんど変化がないということは、多少なりとも違いがあると思われますので、
減額する場合は、その理由を説明できるようにしておく必要があります。
投稿日:2022/11/03 09:42 ID:QA-0120658
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2022/11/04 10:07 ID:QA-0120681参考になった
プロフェッショナルからの回答
対応
退職金制度や役職の有無とは関係なく、純粋に同一業務かどうかで判断されます。
>定年後の仕事の役割・責任範囲は、ほとんど変化はありません
この部分を変えられなければ脱法的対応となります。
業務見直しをして減給、または業務継続で給与も変更無しのいずれかでなければ合理性が無いでしょう。
単に年齢だけを理由に給与減している企業がありますが、単に見つかっていないだけであり、コンプライアンスとして認められない対応でしょう。
投稿日:2022/11/03 11:21 ID:QA-0120666
相談者より
ご回答ありがとうございます。
業務の見直しなどを検討してみます。
投稿日:2022/11/04 10:08 ID:QA-0120682参考になった
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
技術職の減額措置は見送るのが妥当
▼経緯、現状、今後の考えを伺わないと軽々に申し上げ兼ねますが、現時点で重視するのは、今後の役割・責任と賃金のバランスです。
▼技術職に就いては、定年時点で、役割・責任は変わらず、退職金も元々不支給ということなので、減額措置は見送られるのが妥当でしょう。
▼他方、正社員に就いては、業務内容と責任という2大要素の軽減は、避けて通れない事項かと思われ、減額は止むを得ない措置だと考えます。
投稿日:2022/11/03 13:48 ID:QA-0120671
相談者より
ご回答ありがとうございます。
役割などの見直しも検討してみます。
投稿日:2022/11/04 10:09 ID:QA-0120683参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、定年後の仕事の役割・責任範囲にほとんど変化が無いという事でしたら、現状の給与水準維持または少なくとも2割程度までの減給に留められるべきといえるでしょう。
ちなみに、正社員の給与減額についてですが、いかに業務の低減、責任の低減等をされるとしましても前年の80%にまで達するような減給というのは元の給与が相当に高額でない限り当人の生活に重大な支障を招きかねませんし、再雇用を抑制する違法的な措置と受け取られかねませんので、緩和への見直しをされる事をお勧めいたします。
投稿日:2022/11/03 18:05 ID:QA-0120678
相談者より
ご回答ありがとうございます。
書き方に問題がありました。
50%~80%は、「減」でなく、前年の支給額に対しての取得額となります。
投稿日:2022/11/04 10:11 ID:QA-0120684参考になった
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