台風等の企業行動の判断基準
台風10号が過ぎ去りましたが、今後も台風や豪雨等による自然災害があることが想像されます。
学校では「午前7時に警報が発令されている場合休校とする」など、休校基準が明確になっており、インターネットでも見ることができますが、企業ではこれを見かけません。
企業が安全配慮義務を果たすためには、「注意報/警報/特別警報」あるは「警戒レベル」のどの段階で、出勤を見合わせるよう指示し、早退させ、帰宅を引き留めることが妥当といえますでしょうか。
当社は全国に営業部があります。
本社では地方営業部の天候がまったくわからないため、一律の目安を設定したいと考えています。
最後は各営業部長の判断、個々の従業員の判断とは思っています。
投稿日:2020/09/08 14:54 ID:QA-0096515
- 風神雷神さん
- 東京都/信販・クレジット・リース・消費者金融(企業規模 101~300人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
地域対応
危機管理の要諦はリスクコントロールです。自然災害のような地域性の高い現象に「一律の目安」というのは逆に非常にリスキーだといえるでしょう。
公共交通機関が主な通勤手段の地域もあれば、自家用車が普通のところもあります。また天候はそれほどひどくなくとも河川山間部などで他地域の影響が甚大な場合もあります。
気象警報、交通機関対応、職場の責任者判断くらいの要因で、地域の判断で安全管理や通勤、営業判断をするような、判断方法を一律の目安にするのはどうでしょうか。
投稿日:2020/09/08 18:26 ID:QA-0096519
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、自然災害につきましては規模も様々ですし、一概に明確な線引きをする事は困難といえます。
その上で申し上げるとすれば、少なくとも最も重大な被害が予想される特別警報が発令された場合には、出勤させるべきではないものといえるでしょう。それより下位のレベルであれば、やはり個別具体的な状況に鑑みて判断されるべきですが、決して無理に出勤させるような指示だけは避けなければなりません。
投稿日:2020/09/08 23:42 ID:QA-0096532
人事会員からの回答
- オフィスみらいさん
- 大阪府/その他業種
しいて言えば、本社では特別警報あるいは警戒レベルを一応の目安としつつ、あとは各営業所の判断次第とするのが、一番分かり易いかと存じます。
何より社員の安全が最優先ですから、注意報、警報レベルであっても状況次第で出勤を見合わせる、早退させるといった柔軟な対応はあって然るべきです。
最終的には、営業部長の判断、個々の従業員の判断ということになるでしょう。
絶対無理をさせないことが大事です。
投稿日:2020/09/09 10:57 ID:QA-0096551
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