高年齢者への教育について
当社は、業種がら中高年齢者(60歳以上が多数)のパートタイマーを多く雇用しております。
この数年間は定期的に、その時の対象者に心構えやマナー研修、技術的な内容で研修を行っています。
ただ、2~3時間程度の短時間のせいか、いつも駆け足で成果が出ているとは感じられないのが実情ですし、
受講する側も「パートなのに受けなくてはいけないのか?」「年寄りだから、受けたくない」「そんなに長い
時間受けたくない」という意識の者が多い状態です。
ただ、ここ最近ミスによるトラブルや、仕様通りに行っていない者など不都合が多くあるため、
教育など何らかの方法で引締めをしなくてはならない状況にあります。
もちろん、問題のある者へ個々に指導はしていますが、それ以外の者に対しては、現場数も多くなかなか
思うように出来ないでいます。
そこで、中高年齢者のパートタイマーに対し、効果的に教育を行うポイントはありますか。
また、注意する点はありますか?
中高年齢者のパートタイマーを多く雇用している企業では、どのように対応されているのでしょうか。
どうか、ご教授願います。よろしくお願いいたします。
投稿日:2013/07/16 15:02 ID:QA-0055353
- *****さん
- 千葉県/公共団体・政府機関(企業規模 101~300人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
高齢者教育について
質問の文面からは状況がわかりませんが、
業務の一環として教育を行うことです。当然、賃金は発生しますが、
業務の一環として、賃金を支払えば、
「パートなのに受けなくてはいけないのか?」「年寄りだから、受けたくない」「そんなに長い時間受けたくない」という不満は解消されるのではないでしょうか?
投稿日:2013/07/16 18:12 ID:QA-0055358
相談者より
ご回答を頂きありがとうございました。
現状行っている教育は、業務の一環として一律金額ですが、賃金を支払っています。
それでも何かしらの理由をつけて出てこない者がおります。
お恥ずかしい限りですが、会社としてその者を強制的に出せていない状態です。
と、申しますのも常に人員不足の状態で、強制的に行うことで辞められてしまうと困るというのが実情です。
投稿日:2013/07/17 11:32 ID:QA-0055370参考になった
プロフェッショナルからの回答
人事マター
業務内容や詳細な企業状況にもよりますので一般論になりますが、教育研修は単体で効果を発揮するのは非常に難しく、人事制度の中で、人事政策の一環として位置付けることが原則です。給与と評価をどう連動させるか、形骸化した研修やインストラクターの技量によってはコストだけ(研修時間の給与負担含め)かかって効果無しということになり得るでしょう。
特にパート・バイトをどこまで管理できるかは御社のビジネスモデルにも関わります。マクドナルドや牛丼チェーンのように、年齢を問わずパート・バイトで事業が成り立つ企業では、10円単位での時給設定や公正な評価が連動するよう意識されています。(確実に評価が出来るとは言えないまでも、やっているとやっていないの差は巨大です)
基本的には有能な者を厚遇し、能力や生産性の低い者が在社歴や声の大きさに惑わされず、適正に評価できる体制とセットで研修計画を検討されるということではないでしょうか。
投稿日:2013/07/16 21:49 ID:QA-0055363
相談者より
ご回答ありがとうございました。
人事制度と連動させるということは、確かにその通りだと考えています。
会社上層部は、教育と評価の連動を模索しているようですが、なかなか前進していない状態です。
上層部のお尻を叩くのが先かもしれませんね。
まずは、
投稿日:2013/07/17 11:40 ID:QA-0055372参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
中高年齢者であっても、必要な教育研修は当然行わなければなりません。
但し、中高年令者の場合ですと、社会人経験も積んでこられていますので、余り初歩的なマナー等を教えるのでは、「受けたくない」と不評を買ってしまうものといえます。
重要な事は、効率や形式論とかではなく、実際に各人が業務遂行に当たって必要な知識や技術を教える事、そして社会常識とは違う意味で御社でやってはいけないこと、逆に是非心がけてやってもらいたいことを明確に示す事といえるでしょう。
つまり、「現場主義」に立って職場で必要な事・重要な決め事をピックアップし、それをしっかり理解してもらうという姿勢で臨まれる事が最も大切といえます。
投稿日:2013/07/16 23:06 ID:QA-0055364
相談者より
ご回答ありがとうございます。
確かに対応マナーなどの話をいたしましても、まともに聞いていないな、という者は多くおります。
「そんなこと知っている」という雰囲気はありありです。
「現場主義」に立つというのは、本当にその通りですね。
その方向から実施することも考えてみます。
年代的(?)に真面目で、理解いただければ協力的な方々が多いので、うまくいくように考えてみたいと思います。
投稿日:2013/07/17 11:46 ID:QA-0055373参考になった
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