日割計算の基礎日数について
当社は今まで日割計算をする場合、ずっと1ヶ月を25日として計算してきました。遅刻・欠勤などで給与を差引く場合も残業の時間計算もそれを基準にしてきましたが、最近は26日勤務の月が1ヶ月であとは21~23日勤務となっています。しかし、25日を短くすると、残業代が上がるというリスクもあるので心配しています。日にちを短くするのは簡単でも、今後長くするのは難しいと思いますので、就業規則などで明示することでよい対処の方法はないかと思っています。
投稿日:2005/03/26 11:02 ID:QA-0000314
- *****さん
- 福島県/印刷(企業規模 51~100人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- この回答者の情報は非公開になりました
日割計算の基礎日数について
次の3点について就業規則の変更をしてください。①の”割増賃金の基礎となる額”の計算は法定の事項です。②の控除額の計算方法は任意ですが合理性を大切にして、従業員に大きな不利益をもたらす変更は避けます。③は1年単位の変形労働時間制の導入ですが、その期間は1月を超える任意の期間で、事業所の実情にあった期間を決定することになります。法定労働時間数を抑え、時間外労働を抑えるための変更です。
①(割増賃金の基礎となる額)=(その月の賃金から家族手当・通勤手当・別居手当・子女教育手当・住宅手当・臨時に支払われた賃金・1月を超える期間ごとに支払われる賃金を除いた額)÷1月平均所定労働時間数
②遅刻早退による1時間あたりの控除額=その月の賃金÷1月平均所定労働時間数 欠勤による控除額=その月の賃金÷1月平均所定労働日数
③所定労働時間の項目に「但し、別途協定に基づき1年単位変形労働時間制等の変形労働時間制を採用することがある。」を追加する。
投稿日:2005/04/15 18:08 ID:QA-0000399
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
問題が解決していない方はこちら
-
翌日に跨ぐ勤務時間について 基本的な質問になるかと思いますが... [2005/11/10]
-
みなし残業について 質問ですが、当社では 月30時間... [2009/05/15]
-
時短勤務者の残業時間 育休を取っていた方が時短で復帰し... [2017/06/07]
-
休日にかかった深夜残業 いつもお世話様です。さて、質問さ... [2008/06/24]
-
勤務の区切りについて 勤務時間の区切りについて質問しま... [2007/10/03]
-
半休の場合の割増無の時間 派遣勤務者は、本社と勤務時間が異... [2017/06/26]
-
法定内残業をみなし残業に含むことはできますか 午前休を取得して、残業した場合の... [2018/08/03]
-
育児短時間勤務者の給与計算方法について 育児短時間勤務者の給与計算方法に... [2013/05/31]
-
休日出勤時の残業代 弊社では土日祭日は休日と就業規則... [2017/11/27]
-
半日勤務時の残業について みなし残業導入時の残業について質... [2017/02/28]
お気軽にご利用ください。
社労士などの専門家がお答えします。
関連する書式・テンプレート
就業規則届
労働基準監督署に届出するための就業規則届です。是非ご利用ください。
休業手当の計算シート
休業手当の計算例を示したシートです。
勤務間インターバルの規定例
勤務間インターバル制度を就業規則に規定するための例です。
勤務間インターバルの社内周知文
勤務間インターバルを導入する際に、社内に対象者や運用ルールを周知するための文例です。