無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

準社員の正社員化と期間契約社員化

当社(200人規模の中小メーカー)の地方工場に関する相談です。現在、正社員と準社員の2つの雇用区分が存在します。準社員の勤務時間は正社員と同様にフルタイム、契約期間の定めはありません。また、正社員と比較して転勤がないだけで、業務内容については明確な区別がありません。賃金及び退職金の格差は、歴然としております。

昨年、パートタイム労働法が改正されたこともあって、全準社員を正社員にすることも検討しましたが、人件費の大幅な増加が伴うこともあり、全社員を正社員化することは難しく、対象者を絞りこもうと考えております。

会社としても、正社員と変わらないぐらい一所懸命働いてくれる準社員と、自分は正社員ではないのでそこそこ働いていればいい、という態度の準社員を、いっしょに正社員とするのは不合理なので、そこそこの働きの準社員には、期間契約社員になってもらおう考えております。

正社員になれる社員と期間契約社員になってもらう社員を区別する明確な基準があれば問題はないと思うのですが、この案件をすすめるうえで何か注意することはございますか?
注意点等をご指導いただけると、幸いです。

今のところ、近年の人事考課結果で分類したいと思っております。
また、期間契約社員となる対象者には、一旦退職してもらい、退職金を全額支払い、新たに契約社員として雇用したいと考えております。

投稿日:2009/04/21 10:57 ID:QA-0015875

*****さん
東京都/機械(企業規模 101~300人)

この相談に関連するQ&A

プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答2

プロフェッショナルからの回答

川勝 民雄
川勝 民雄
川勝研究所 代表者

準社員の正社員化と有期契約社員化に際しての留意点

■ かなり厄介な課題です。まず、退職・再雇用となる準社員の立場から(労組があれば、組合員の地位、利益保護の観点から)出されると想定される、次のような、基本的事項についての質問・主張に対して、会社としてどれだけ説得力のある説明ができるか(昨今、流行気味の「説明責任」が果たせるか)を、先ず、ご検討されることをお勧めします。
▼ 正社員といっても、発生するかどうか分らない転勤義務、介護責任等の社会的に是認され得る転勤拒否の合法性とそれを事由とする不利益扱いの禁止、など、以前に比べて、説得力に欠ける、《 社員区分事由 》 と 《 歴然とした処遇格差の妥当性 》
▼ 準社員に正社員レベルに匹敵する優秀な社員が居れば、《 正社員にも準社員レベルの能力と働き振りしかできない者も居るはず 》、《 正社員も同様の改革対象としない理由 》
▼ 近年の人事考課といえども、その 《 考課目的 》 は、処遇や配置などの活用に限られ(この点、考課規程が整備されていれば、更にクリアーになるはずですが・・)、退職・再雇用といった社員にとっての 《 重大な身分事項に適用するのは不合理 》
■ 準社員という曖昧な中二階から、正社員という手堅い二階に上るのか、それとも、見通しの困難な経済状況の下で、不安定な有期契約社員という一階に下りるのかは、人により、天国と地獄の入り口と映るかも知れません。退職金全額払いは当然ですが、早期退職制度に準じた経済的負担も視野に入れた、大胆な方針が必要だと思います。

投稿日:2009/04/21 13:46 ID:QA-0015877

相談者より

ご回答ありがとうございます。
ご回答を拝読し、つくづく厄介な問題であると認識する次第です。
先生のご指摘の点に対し、会社として説得力のある説明をするのは、非常に難しいです。当社は労働組合がないので、個別に説得することになると思いますが・・・

投稿日:2009/04/21 14:46 ID:QA-0036217大変参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

川勝 民雄
川勝 民雄
川勝研究所 代表者

準社員の正社員化と有期契約社員化に際しての留意点 P2

■ かなり厳しい意見を差し上げましたが、そこまで、経験に裏づけされた先鋭性をもって質問や意見が出されるかどうかは分りません。申し上げたいことは、足元と腰が据わった状態を欠いたままの、いはば、テクニカルな方法だけでは、意図される目的達成が失敗に終わるリスクが極めて大きいということです。
■ 交渉の過程では、当初、予期しなかった事態が起こりがちです。足元と腰が据わったいれば、柔軟な対応が可能ですが、そうでければ、場当たり的対応で、右往左往する場面が懸念されます。荷は重いでしょうが、担当部署だけではなく、経営トップの課題として位置付けないと失敗に終わる可能性も大きいような感じがします。

投稿日:2009/04/22 12:39 ID:QA-0015889

相談者より

アドバイスありがとうございました。
経営層を巻き込んで、事前準備をしっかりとやったうえで、
対応していきたいと思います。

投稿日:2009/04/22 12:47 ID:QA-0036223大変参考になった

回答が参考になった 0

回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。



問題が解決していない方はこちら
この相談に関連するQ&Aを見る
無料・匿名で相談できます。
お気軽にご利用ください。
社労士などの専門家がお答えします。
関連する書式・テンプレート
関連する資料

この相談に関連する記事

あわせて読みたいキーワード