残業手当

残業手当

厳密に言えば、やはり４時間の拘束をしていることになります。

似ているけれど拘束にならないのは、出張中の休日の（電車などでの）移動があります。
この場合の当事者は、（翌日以降の）仕事上の必要から移動しているとは言え、当日は会社の「指揮命令下」に全く無く、自由に行動が許されています。
（当然、飲食や睡眠などをとることも自由です。）

ご質問の場合の当事者は、電話の有無に関わらず、いざトラブルの時に「電話を受けられて、即トラブル対応が可能な状態」に、自分を置く必要があります。

これは、会社が従業員を拘束していることになり、一定の「指揮命令下」にあるといえるでしょう。

ただし拘束はしているけれども、休憩時間と同じで、待機中は「労働義務のない時間」でもあります。
よって、一概に残業手当を支給すべきというよりも、その待機時間を「みなし労働時間」の様に考えて、労使間で「一定の手当」を検討し支給する方が、実態に則している様に思われます。

待機するのを当番制などにすれば、むやみに支給額が増えることもないでしょう。
（また管轄の労働基準監督署により、判断内容が若干変わることがありますので、一度、確認された方が良いと思います。）

投稿日：2005/08/04 19:08　ID：QA-0001489

相談者より

投稿日：2005/08/04 19:08　ID：QA-0030589大変参考になった