退職金の計算方法について
退職金の計算方法についてお聞きしたいです。
一般的な計算方法はどのようなものがあるのでしょうか?
例えば勤続年数のみで計算する、勤続年数+資格級で計算する
ひな形みたいなものがありましたら教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
投稿日:2024/12/18 17:38 ID:QA-0146689
- 紙太郎さん
- 静岡県/紙・パルプ(企業規模 101~300人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、特に計算方法は決まっておりませんので、各会社で検討の上就業規則(退職金規程)に定めを置く事が求められます。
勤続年数のみで計算される会社もございますが、通常はこれに評価の係数等を掛けて会社への貢献度が反映されるようにする場合が多いものといえます。
会社の事情によってもどのような方法が良いかは異なってきますが、参考資料としまして人事関連の書籍またはネット検索で確認されるとよいでしょう。
投稿日:2024/12/18 22:20 ID:QA-0146703
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2024/12/19 10:10 ID:QA-0146717大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
一般には
1. 勤続年数別定額 (ご質問にある勤続年数のみ仕組)
2. 退職時給与×勤続年数別支給率
3. 在職中のポイント累積 (あるいは給与の一定率の累積)
で、それぞれに自己都合退職時は減額率を乗じることも多く行われています。
1は退職金の全額に採用されているケースは少なく、部分的に採用されていることが多いかと思います。
2は計算が簡易であり、かつ、給与も反映されるため、中小企業では多く見られますが、給与にベースアップが反映される場合、思わぬ負担となることもあり大企業では2000年代以降はあまり採用されていません。
3. 2に代わって多く採用されているのがいわゆるポイント制退職金で在職時の職能等級、役割等に応じてポイントを付与し、その累積にポイント単価(10000円等)を乗じて退職金を計算します。在職中の貢献度をそのまま反映できること、ベースアップ等は自動ではなくポイントやポイント単価の見直しにより主体的に変更できるため大企業では広く採用されています。
また、最もシンプルに設計したいのであれば、月例給与の一定率を積み上げ、退職時に支給するといった仕組みもあり。外資系では一般的です。そのまま企業型確定拠出年金に移行することも容易です。
要点のみ回答させていただきました。
投稿日:2024/12/19 09:17 ID:QA-0146710
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2024/12/19 10:10 ID:QA-0146718大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
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