技術者派遣について

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

ご相談の件ですが、常駐（一種の請負になります）であれば一切の費用負担は生じません。但し、その場合御社からの指揮命令は出来ませんので、技術者の方には先方からの業務指示に従って就労してもらうことになります。

これに対し、出向であれば御社で指揮命令を行う事が認められますので業務遂行はやりやすくなりますが、少なくとも労災保険料に関しましては御社で納付する義務が生じます。その際、実際の費用につきましては出向元で負担してもらう事も可能ですが、保険料や給与等を出向元での負担とされる場合ですと、人事労務上は問題がなくとも税法上での問題が生じる可能性がございますので、専門家である税理士にご相談の上決められる事をお勧めいたします。

投稿日：2020/12/16 09:23　ID：QA-0099178

相談者より

早速のご回答ありがとうございます。常駐の場合は業務指示が出せないとのことですが、弊社製品の扱い方に関するトレーニング等は「業務指示」に該当するのでしょうか？

投稿日：2020/12/16 11:07　ID：QA-0099186大変参考になった

出向者に係る労災保険

▼研修目的の受入出向が適切な形態だと思います。費用負担は、全額、出向元負担にされるかと思いますが、保険関係に就いては、出向先が納付するが必要です。
▼当事者間で、出向元負担と合意しても、支払保険料は出向先でなくてはなりませんので、出向元から出向先に補填支払することになります。
▼この保険関係に就いては、一寸古いのですが、「昭和35年11月02日付、労基局長通達」に定められています。

投稿日：2020/12/16 09:41　ID：QA-0099179

対応

出向が一番適しているのではと感じますが、保険関係の負担は免れません。相当費用+アルファをコンサル料としてもらうのはいかがでしょうか。

投稿日：2020/12/16 10:43　ID：QA-0099184

再度お答えいたします

ご返事下さいまして感謝しております。

ご質問の件ですが、取扱いの説明程度であれば差し支えございませんが、業務内容に関する具体的な指示命令までは出来ません。例えば、外部の業者が来訪され社内で作業される際に先方が承知していない点について説明されるのと同じ状況と考えれば分かりやすいでしょう。

投稿日：2020/12/16 11:14　ID：QA-0099188

ご質問の件

ソフトウェア習熟ということですから、能力開発を目的とした出向が適しているでしょう。

労災保険だけは、出向先で納付する必要がありますが、その保険料は出向元に負担してもらうことは可能です。

投稿日：2020/12/16 16:47　ID：QA-0099202