育休後復帰社員の配属について

休業前の所属部署の責任で原職復帰後、対処策を検討

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■ 法律では、原職復帰は、配慮義務にとどまっていますが、育児休業をしたことを理由とする不利益な扱いは禁止されています。ご相談で、厄介なのは、育児休暇と関係のない能力評価が、原職復帰を妨げる理由となっている点です。

■ 休業期間中に、代替要員を手配するなどの状況変化はよく起きることで、そうした環境変化を考えると、原職に復帰させるのが難しく、配置転換を行わざるを得ない場合は、本人の理解も得やすいものです。

■ 他部署にも受入余裕がないとすれば、ご相談者のお考えのように、休業前の所属部署の責任で、復帰させ、別途、所定の評価ルールに従って、必要な対処を検討すべきだと思います。一部署のエゴ （ 表現は不適切なら容赦願います ） によって、会社全体の問題に発展する可能性があります。

投稿日：2010/10/27 20:29　ID：QA-0023574

相談者より

私の考え方、方向性に大きな問題がないことが確認でき、安心いたしました。今後、同じような事例が発生した際の影響度も考え、再度部門と話し合いたいと思います。
貴重なご意見、誠にありがとうございました。

投稿日：2010/10/28 09:09　ID：QA-0041519大変参考になった

リストラ問題

本件は職場復帰というより、リストラを含んだ雇用調整の課題ではないかと感じました。元の職場が拒絶しているのは、ある種責任放棄とも言えますが、出産を前にあまり強い指導を出来なかった可能性もあり、何とも言えません。

その職場が人手不足で無いようであれば、何らかの人手が欲しい、あるいは増員可能な部門に受け入れてもらうしかないでしょう。元部門、候補先部門の責任者も加えて話し合いが必要となりますが、単なる配置転換ではなく、リストラ問題としてとらえるならこうした大がかりな対応もせざるを得ません。

元職場部門には、このように大きな問題となってしまうことを説明し、再度話し合われてはいかがでしょうか。

投稿日：2010/10/27 21:20　ID：QA-0023576