従業員満足度（ES）

ESサーベイ（組織モラール調査）の編成要領

ご相談を拝見し、ご連絡差し上げます。

組織モラール調査の項目編成にあたっては、いくつかの検討軸が考えられます。
まず、すでに注目されている「モチベーション要因⇔社内環境（＝衛生要因）」の軸はもっとも基本的なところで、一方にだけ偏らないようにする必要があります。
最近のESサーベイは、職務環境等における社員の不満を吸い上げる指向が強いため、衛生要因に偏っている傾向も見られます。
さらには、「経営レベル⇔現場組織レベル」という視点も重要です。
例えば、経営レベルでは、会社方針や計画、事業内容や自社製品サービスへの意識を調査します。また、現場レベルでは、組織内コミュニケーションの状況、現場職務遂行にあたっての教育やノウハウの整備状況等といったことも調査対象となるでしょう。
いずれにしても、上に挙げた２つの検討軸による４つのマトリクスを念頭におけば、ほぼ抜け漏れなく、また自社の狙いに沿った調査を編成できるでしょう。

なお、調査の精度という点からは、ご質問にもある「言い回し」等も重要です。例えば、回答選択肢が同一の文言で答えられるようにする等は最低限の配慮として考えられます。
また、長年多くの企業において実績を積んで精度を高めている、外部調査サービスの活用を検討されるのも一法です。
弊社でも組織モラール調査サービスを扱っておりますので、ぜひご相談下さい。

ご参考まで。

投稿日：2009/10/24 09:27　ID：QA-0017953

相談者より

投稿日：2009/10/24 09:27　ID：QA-0037021参考になった