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昇格論文審査のテーマについて

弊社は昇格審査の一環として論文審査を実施しています。
弊社では資格階層は一般社員から管理職まで合わせて十数階層ありますが、論文審査の対象としているのはそのうち①管理職への昇格、②監督職への昇格(入社10年前後)、③一般社員の中堅クラス(大卒入社3年目)の3つの階層です。
毎年、論文テーマを指定して、①②が便箋5枚程度、③が便箋2枚程度としております。
テーマは営業、技術など職種別ではなく、①から③の階層別にテーマを設定し、経験、知識、意欲、課題把握力などを総合的に問うものにしております。
さて、ご相談したい内容ですが「論文のテーマ」についてです。毎年それぞれの階層にテーマを変えて設定しておりますが、どうしても似通った内容になります。1回の審査で昇格できなかった人は翌年以降も書くことがありますので、同じような内容も続けられません。他社の実態も含めて「論文のテーマ」についてアドバイス・ヒントをいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。

なお、参考までに昨年のテーマを記しておきます。
①「企業価値向上に向けて私が業務を通じて貢献できること」
②「職場における私の役割と課題」
③「職場の中で得た知識・経験と今後の課題・目標」

投稿日:2009/06/23 13:52 ID:QA-0016522

*****さん
大阪府/半導体・電子・電気部品(企業規模 501~1000人)

この相談に関連するQ&A

プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答3

プロフェッショナルからの回答

田添 忠彦
田添 忠彦
ソフィアコンサルティング株式会社 コンサルティング本部 代表取締役社長

審査全体の中での実績検証が主眼

ご相談を拝見し、ご連絡差し上げます。

まず、昇格審査で何を評価するか(※つまり審査の目的)ですが、貴社方針にもよりますが、一般的には候補者のコンピテンシーレベル(※会社の中核人材として長期的に活躍する上での実践的な能力水準)を判定することと位置づけられます。
次に、では目的に応じてどのような審査方法が必要かという問題になります。貴社では、論文審査によって「経験、知識、意欲、課題把握力などを総合的に問う」とのことですが、経験(※実績・キャリアとしての経験と解釈します)・知識・意欲の検証には、論文審査はあまり向かないといえます。そうした面は、人事評価の蓄積や客観テスト、面接審査等での検証が必要でしょう。
残りの「課題把握力」ですが、課題に対する解決構想力、構想するためのビジョンやアイディアといった面を含め、トータルには「概念的能力」といえますが、これには論文審査も一定の有効性があります。
ただ、審査基準や審査官のスキルも重要で、文章力(※誤字脱字、表現力)に偏った評価になりがちなので注意が必要です。
したがって、論文審査を運用するためには、審査方法の全体フレーム、及び各審査間での連携の仕方を十分に練っておくことが重要になるでしょう。とりわけ、面接審査との連動性を十分に確保する必要があります。

以上の点を踏まえてご質問の「論文テーマ」についてですが、面接審査との連動性(※例えば、論文に記載されたことを題材にして面接審査で検証する)を前提にすると、単純な毎年同じテーマでも、まったく差し支えありません。真新しさは必要ありませんし、そのことによって審査評定内容の正確性や公正性を高めることにはつながらないのです。
例えば、「あなたの最近に職務成果を、あなたの現在の組織ポジションとその職責を踏まえて、その達成過程を含めて具体的にレポートしてください。」というような設問でもよいでしょう。
それを踏まえ、面接審査で、アピールされた実績が、候補者のコンピテンシーレベルの高さの裏づけがあって生み出されたものかどうかを対話形式で確認していくという手順です。

ご参考まで。

投稿日:2009/06/23 14:17 ID:QA-0016524

相談者より

早速、ご丁寧な回答をいただきありがとうございました。
本当に先生のおっしゃるとおりで、論文では読み取れないものは多く、人事評価や面接審査での検証と総合的な判定は必要であると感じます。また弊社では論文の評価基準はありますが、審査結果がマチマチの場合があり、審査官のスキルの重要性も感じます。
ところで、質問にあります①から③の階層のうち、特に①の管理職昇格について、昨年のテーマを踏まえて(まったく新たな切り口でも結構ですが)、何か良いテーマがありませんでしょうか。田添先生がもし人事担当者であれば、どのような課題を出されますでしょうか。
厚かましく重ねて質問させていただきますが、よろしければご回答お願いします。

投稿日:2009/06/23 15:15 ID:QA-0036471大変参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

田添 忠彦
田添 忠彦
ソフィアコンサルティング株式会社 コンサルティング本部 代表取締役社長

Re:審査全体の中での実績検証が主眼

ご返信ありがとうございます。

その中のご質問についてですが、私の課題例としては先にお書きしたとおりです。
 ※、「あなたの最近に職務成果を、あなたの現在の組織ポジションとその職責を踏まえて、その達成過程を含めて具体的にレポートしてください。」

ポイントは、要するに、将来に眼を向けた課題は不適切ということです。
「将来のビジョン」、「管理職としての抱負」、「社長への経営提言」等というといかにもそれらしいですが、明確な根拠に基づくコンピテンシーレベルの判定という点からはいずれも不適切です。過去の実績・事実から離れると、意見等はどのようにも書くことができるからです。加えて、評価基準の統一性という点でも、公正性がどんどん損なわれることになるでしょう。

ご要望に応じて、強いて別の例を挙げれば、次のような課題はありうるかもしれません。
「ここ数年のマネジメントの中で、一番苦労したこと、また組織マネージャーとしての自己の成長が得られたと考える職務実績を、その根拠を明確にしてレポートしてください。」

ご参考まで。

投稿日:2009/06/23 15:29 ID:QA-0016527

相談者より

確かに将来のことは何とでも書くことができますね。文章力さえあれば点数が高くなり得ます。

大変参考になりました。ありがとうございます。

投稿日:2009/06/23 15:46 ID:QA-0036472大変参考になった

回答が参考になった 2

プロフェッショナルからの回答

田添 忠彦
田添 忠彦
ソフィアコンサルティング株式会社 コンサルティング本部 代表取締役社長

Re:Re:審査全体の中での実績検証が主眼

たびたびのご返信ありがとうございます。

P.S
大変お手数ですが、評価へのチェックもお願いいたします。

投稿日:2009/06/23 16:06 ID:QA-0016529

相談者より

 

投稿日:2009/06/23 16:06 ID:QA-0036473大変参考になった

回答が参考になった 1

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