年俸条件の変更に関して

業務縮小により、内定者の受入が大変苦しい状況です。

そこで現在、
選考時に伝えていた年俸条件(300万円)を、1割程度下方に
見直したい、と考えております。

こちらどのように全員に伝えてよいか分からず苦悩しております。

良いお知恵がございましたらお聞かせください。
よろしくお願いいたします。

投稿日:2009/03/05 15:07 ID:QA-0015435

*****さん
東京都/不動産(企業規模 11~30人)

プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答3

プロフェッショナルからの回答

田添 忠彦
田添 忠彦
ソフィアコンサルティング株式会社 コンサルティング本部 代表取締役社長

現況の詳細確認が必要

ご相談を拝見し、ご連絡差し上げます。

ポイントは、「選考時に伝えていた年俸条件(300万円)」とお書きになっている点にあります。
この伝えた形式が、労働契約内容として文書等によって提示したのか、それとも前年水準等を参考情報として伝えたのにすぎないのか、確認が必要です。

前者であれば、労働条件の減額変更ですので、安易にはできないことになります。
もし、後者であれば、改めて正規の給与額として正式に伝えればよいのではないでしょうか?
ただ、「1割減額」となるとかなりの割合ですので、会社全体の給与水準管理という意味では、年次間の給与バランスも、場合によっては考慮する必要があるのではないかと思われます。

ご参考まで。

投稿日:2009/03/05 16:56 ID:QA-0015436

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プロフェッショナルからの回答

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モチベーションと経営のバランス

田添先生ご指摘の通り、きちんと内定時の条件通知書で明文化している場合、10%もの金額を減額するのは限りなく難しいでしょう。
仮に本人がそれを飲んだところで、30万円÷12=月2万5千円にすぎない節約が、破壊的なモチベーション低下を呼ぶ恐れがあります。
あるいは今はやりの「内定切り」のため、飲めない条件を突きつけるやり方だ、と誤解を受けるリスクもあり得ます。

しかし御社の経営状況が、それをも受けざるを得ないほど逼迫されているのであれば、正直に危機的状況であることを説明し、それでも入る意思のある学生を受け入れるしかないでしょう。
批判のリスクも、経営危機には代えられません。

採用条件の減額は、それほど重大で深刻なモチベーション低下を呼ぶ恐れのある行為だとのご認識の上で、経営判断なさるべきかと存じます。

投稿日:2009/03/05 19:54 ID:QA-0015442

プロフェッショナルからの回答

田添 忠彦
田添 忠彦
ソフィアコンサルティング株式会社 コンサルティング本部 代表取締役社長

Re:現況の詳細確認が必要

ご返信、ありがとうございます。

周辺事情を一旦考慮せず、純粋に給与額の円滑な伝達方法に絞って申し上げると、次のようなやりかたは可能だと思います。
 -可能であれば、誤解を生じやすい「年俸」という概念をこの際排除して、現在想定されている給与額のみを伝える。
 -または、年俸の給与時支給額と賞与時支給額を分けて、賞与時支給額は変動可能性があることを合わせて伝える。
 ※この辺り、御社の年俸制がどのようルールになっているかにもよります。

要するに、月次の給与額だけをまず正式に提示し、年俸や賞与時支給額は、仕組みに基づく予定を伝えるというのが一法です。

ご参考まで。

投稿日:2009/03/06 07:27 ID:QA-0015448

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