【海外】出張費清算に関して
社員が、海外(中国)出張に行き、帰国前に実家に寄ってから帰りたいとの打診がありました。実家に寄る事は問題ないのですが、帰りの交通費清算をどの様なルールにするか悩んでいます。
<前提として>
①往復で航空チケットを取らず、片道で取っています。理由としては、業務的に事前の帰国日設定が難しいからです。
②行きのチケットは、その時点での最安値の航空券を探しています。
<問題点>
例えば
行き:成田⇒上海(海外拠点場所) 10万円
帰り:(実家)北京⇒日本 13万円
※時期や格安航空券で帰りの便が8万円になる可能性もある
A案:帰国する際、実家に立ち寄る場合行きと同じ料金を支払う(100,000)
B案:帰国する際、実家に立ち寄る場合行きの半額の料金を支払う(50,000)
C案:帰国予定日(出張終了日)の【北京⇒成田】便の料金を調べて、該当額を支給※航空会社が沢山あり便の選別に迷う
D案:そもそも実家に寄っているのだから、帰りの交通費支給は無し。
他に案があったり、どのような条件ルールを規定すればいいか教えて頂きたいです。
投稿日:2023/03/09 13:16 ID:QA-0124731
- 悩める管理本部さん
- 東京都/商社(総合)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
この社員のモチベーションだけを考えれば、上海ー北京間以外は、帰りも全て支給してあげるのが、粋な計らいともいえますが、他の社員の公平感もそれ以上に重要です。
特別扱いとしないためには、今回のことを契機としてあらかじめ、ルール化しておくことです。
外国人のみならず、地方出身の日本にもあてはまります。
また、会社の旅費清算方法がどのようになっているのかにもよります。
選択肢としては、私用であれば、帰りは出さない。(本人からしても、片道分で私用可能と解釈することもできます)
あるいは、成田ー上海間の往復分が原則ですが、北京ー成田の旅費によっては、
上司の裁量で他の社員の公平感もふくめて、粋な計らいをするかです。
私も私もとなり、社内の風紀が乱れるようであれば、厳しくルール化するといった選択肢もあります。
投稿日:2023/03/09 17:45 ID:QA-0124749
相談者より
ご回答ありがとうございました。
大変参考になりました。
投稿日:2023/03/13 10:27 ID:QA-0124847大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
対応
出張などが想定される業務であれば、事前に旅費規程を整備しておく必要があります。決め方は合理性ですので、極端に自由勝手な移動や厳格すぎる適用は避けましょう。
そもそも出発時片道の精算しかしていないため、「一般的」な物がありません。一般的出張では往復で料金を設定することが多いからです。
今回は出張ではなく海外赴任とら得れば、往きの料金に関係無く、本来の純粋な業務上コースルート(実家であれ私用旅行であれ)で現在の価格で精算するのが良いのではないでしょうか。
投稿日:2023/03/10 12:47 ID:QA-0124778
相談者より
ご回答ありがとうございました。
大変参考になりました。
投稿日:2023/03/13 10:27 ID:QA-0124848大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、特に法的に決められている事柄ではございませんので、御社規程の定めに従って清算される事が求められます。
その際、特に当事案のような場合のルールが定められていないようでしたら、やはり出張に関わるルートによる清算をされるのが分かり易いですし合理的といえます。
従いまして、行きの交通費の実費が100,000円であれば、帰りも100,000円で清算されるのが妥当といえるでしょう。
投稿日:2023/03/10 21:21 ID:QA-0124805
相談者より
ご回答ありがとうございました。
大変参考になりました。
投稿日:2023/03/13 10:28 ID:QA-0124849大変参考になった
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