企業研修、採用、評価、人材開発、労務・福利厚生のナレッジコミュニティ

無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了
※登録内容はマイページで確認・変更できます

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

【特別企画】
新たな学びの場つくりのユニット
『アトリエMALLプロジェクト』を密着取材 <第三回>

[ 取材・レポート ]
森麻子(アトリエMALL Bチーム)

リレーレポート第三回は、プロジェクトメンバーの一人として参加している森さんからのレポートです。森さんが所属するBチームの企画は、第一回審査会で理事の承認を得ることが出来ませんでした。この第二回審査会で承認を得ることができなければ、アトリエMALLとしてのイベント開催ができなくなるという後がない状況で審査会がスタートしました。

第一回審査会後から第二回審査会までの軌跡 ~チーム解散の危機を越えて~

ターゲットは誰なのか? ねらいは何なのか?

今回のラーニングイベントのテーマは、
「今後の人材育成のあり方を考えるうえでキーとなるイノベーティブなテーマ」を設定すること

MALL理事から与えられたこの命題をもとに、イベントを企画していくうえで私たちが妥協しなかったこと……それは「自ら手を上げてこのアトリエMALLという場に集まった私たちにしかできないことをする!」ということでした。 私たちは「異なるバックグラウンドや価値観を持っている人たちが融合することが、イノベーションにつながる」という考えのもと、7人の課題意識とアイデアを積み重ねて、イベントの『学習目標』と『活動目標』を練り上げていくことに時間をかけていきました。

その結果、「自分の組織、周囲をよりよくしたいと思っていても様々な制約にとらわれて一歩を踏み出せない人」「現状を何とか変えたいという課題意識はあるけれども周囲に仲間がいなくて行動に移すことをためらっている人」が行動を起こせるきっかけとなるイベントにしよう!と意見がまとまりました。「何かを変えたい人という思いを持っている人を支援する」ことを『学習目標』に、子供の頃のような「主体性、自己効力感や想像性を取り戻す遊び」を『活動目標』にしたイベント企画案をもって、第一回審査会に臨みました。

「私たちは、もう一度子供の頃の「遊び」に真剣に取り組んでみることにしました。今回は、遊びを創り出し、やってみることで、組織や集団を変えること、人材育成について考えてみます!!」

しかし、一回目の審査会当日に理事たちから鋭い問いの数々を投げかけられるまで、私たちは、イベントを企画・運営するうえで不可欠な「参加者目線からのイベントをデザインする」ということを見失っていたのです。

「誰の何を解決したいのかわからない。具体的な課題がないから、その場の成果として何を作り上げたいのかわからない」
「遊びは、Bチームのキーワードだけれども、方法であって目的ではないはず。「ねらい」と「活動」のつながりが見えない」
「学びのねらいが幅広いので、主催者側のメッセージが伝わらない」
「ファシリテーターからの押し付けのコメントに対して、違和感を抱いた」
「遊びをテーマにするならば、主催者の皆さんが参加者に遊びについての学びを提供できるくらいのレベルになってほしい。今のままでは、意味のある持ち帰りはない」

イベントの参加者像を始め、参加者の気持ちの動きや変化という視点から、参加者が今回のイベントを通じてどのような体験をするのかを、もっと精緻なレベルでデザインをしなければならないことを理事たちから教えられました。

創造的なアウトプットは一人では生み出せない

多様性と水平性のある組織には、合意形成の難しさや組織内の認識のズレといった課題があり、質の低いアイデアが出ることが多々あります。特に「和」を大事にする日本人の組織では、合意形成を得ようとする心理が働きやすく、多様なアイデアを吸収できない傾向があります。合意形成ができなかった結果、イベントのターゲットが「”何か”を変えたい人」と抽象的に、核となる学びのねらいが単なる「“遊び“」に、と深みがないものになってしまった第一回審査会での私たちの企画。これは、まさにその例です。そして、組織内の認識のズレが第一回審査会の結果を受けた私たちの反応で表面化しました。

「遊びという『活動目標』は直感でいける気がする!だから、遊びについて徹底的に勉強しよう!」
「私たちは別に「遊び」にこだわっていたわけではないと思う。「何かを変えたい人を支援する」ということにこだわって、深堀しませんか?」

チームメンバーそれぞれの考え方や方向性の違いにより「Bチーム解散!」という最悪の状況が幾度となく頭をよぎりました。しかし、この危機的状況を打破するきっかけとなったのは、お互いの考えをぶつけあってきた結果として生まれた「遊び」をもとにした「仕事を遊びに変えてみる」という創造的なアイデアでした。

私たちは、キックオフから時間をかけて「なぜこのアトリエMALLに応募したのか」「今回のイベントを通じて何を解決したいのか」について、話し合いを重ねていました。そのため、参加者の視点でイベントを精緻にデザインする時間を充分に持てないまま第一回審査会を迎えることになってしまい、前述のような惨烈な結果を招いてしまいました。

例えば、誰か一人が代表してイベント全体をデザインしていれば、他者の価値観を尊重することも合意形成を得る必要もなく、話し合いに多くの時間を割く必要はなかったでしょう。

でも、一人で考えていても創造的なアイデアは生まれないはず。私たちは、創造的なアイデアは、非効率と思われるような壮大な無駄のうえに築かれていることを学びました。 

私にとってのアトリエMALL

企業内人材育成業務を担当して9年目を迎えた私は、日々起こる社会・組織の変化に対する課題をどのように解決するか、改善するかについて試行錯誤を繰り返すものの手応えを得られず、今までの自分の経験や知識に限界を感じていました。

現状からブレイクスルーを果たすために、「思考や感性の多様性にあふれていて新しいイノベーションの芽となるアイデアが生まれる場所」、そして、「新しいアイデアを形にするための学びにあふれている場所」であるアトリエMALLで活動をしてみたい思ったことが、応募のきっかけでした。その期待通り、いえ、期待以上の経験と学びがこのアトリエMALLに存在していました。

チームメンバーとの健全な意見のぶつかり合いの協働作業は、エネルギーと創造性に満ちたもので、MALL理事からのフィードバックは新しい学びと気付きにあふれていて、新しい一歩を踏み出すための視点や経験をこのアトリエMALLという場からいただいています。

イベント当日にむけての新たな挑戦~ここから、そして、これから~

アイデアを広げる人、ディスカッションの舵を取る人、複数のアイデアを整理して収束する人、クリティカルに吟味する人、メンバーそれぞれの貢献を連鎖させて、仕事に対する新たな視点をみつけるための「仕事を遊びに変えてみる」をより具体的な形にして臨んだ第二回審査会。企画を発表した後の理事たちの反応は……

「爆発的に面白いね!」

私たちBチームの企画も無事に承認され、やっとスタート地点に立つことができました。これから先は、チームのメンバーそれぞれの力をより連鎖させて、「このイベントを通じて、参加者の皆さまに何を持ち帰ってもらうのか」「参加者の皆さまの創造性が発揮されるような場づくりをどうするのか」など、参加者の皆さまの視点で、もっとイベントを精緻にデザインしていくことが求められます。

縁あってこのアトリエMALLという場に集まった私たちの協働の結果、どのようなものができ上がるのかは私たち自身も予想できませんが、「今後の人材育成のあり方を考えるうえでキーとなるイノベーティブなテーマ」のイベントを作り上げるために、メンバー一同試行錯誤を繰り返し、尽力していく所存です。皆さまも楽しみにしていただければうれしく思います!


記事のオススメ、コメント投稿は会員登録が必要です

イベントレポートのバックナンバー

日本の人事部「HRアカデミー」開催レポート
現場・事業・経営と向き合い、戦略実現を支える~カゴメのHRBPの事例に学ぶ
HRビジネスパートナー(HRBP)とは、企業の経営層や事業部門の責任者を人と組織の面からサポートし、成果・実績を創出する人事のプロフェッショナルを指す。数々のグ...
2020/06/17掲載
日本の人事部「HRアカデミー2019」夏期講座
従業員の「仕事」と「育児」の両立支援~いま、人事が取り組むべきこと~
従業員の仕事と育児の両立を支援するうえで欠かせない「育児休業制度」。しかし、その利用状況を見ると、男女間に大きなギャップが存在する。女性の育休取得率が80%台で...
2019/10/21掲載
日本の人事部 HRアカデミー2019 夏期講座
サイボウズの働き方改革~働き方の多様性がチームワークあふれる会社を創る~
「100人いれば、100通りの働き方」を人事の基本方針として掲げ、独自の「働き方改革」を進めている、サイボウズ株式会社。2018年4月には、社員一人ひとりが「働...
2019/10/15掲載

関連する記事

語学研修でグローバルビジネスに適応する多様なスキルを習得!
ニーズに合わせたおすすめサービスと選び方
語学研修は近年、外国語に加え、グローバルビジネスに必要なさまざまなスキル・視点を習得できることから、リーダー育成や組織力強化の面でも期待が寄せられています。ここ...
2020/10/23掲載人事支援サービスの傾向と選び方
筒井智之さん(株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソース 代表取締役社長):
「エンドユーザー」の意識・変化をつかむ
「情報提供」に取り組み続けた経験が今の自分をつくった
新卒採用メディアのスタンダード「ダイヤモンド就活ナビ」や「ダイヤモンドLIVEセミナー」。内定者フォローや新人研修をはじめとするダイヤモンド社の若手人材育成コン...
2020/10/21掲載HR業界TOPインタビュー
真田茂人さん(株式会社レアリゼ 代表取締役社長 / NPO法人日本サーバント・リーダーシップ協会 理事長):
人が変われば組織が変わり、組織が変化すれば社会がよくなる
心理学を学んだことで人・組織・社会の課題を解決できると確信した
従業員のためにさまざまな研修を実施しているのに、なかなか目に見える成果があらわれない。人材開発に関わる多くの人事パーソンにとって、切実な悩みではないでしょうか。...
2020/09/14掲載HR業界TOPインタビュー
ライオン株式会社:
人事部門が社員を「学ばせる」研修はもう終わり
自律的な学びを後押しする「ライオン・キャリアビレッジ」の効果とは
eラーニングなどの仕組みを作っても、使われなければ意味がありません。Edテックという概念もあるように、昨今は学び方が多様化していますが、ベースになるのは本人の主...
2020/08/07掲載となりの人事部
尾形真実哉さん:
リアリティ・ショックの扱い方がポイントに
新入社員の組織適応を促す要素とは
この4月に、新入社員を迎えた企業は多いでしょう。昨今の労働力不足を考えると、採用した人材が組織に定着し、長きにわたって活躍するしくみを整えることは、企業にとって...
2020/07/13掲載キーパーソンが語る“人と組織”

最新の人事部の取り組みやオピニオンリーダーの記事をメールマガジンでお届け。

「よくわかる人事労務の法改正」ガイドブック無料ダウンロード

記事アクセスランキング

注目コンテンツ

【人事の日制定記念企画】
オピニオンリーダーからのメッセージ

HR領域のオピニオンリーダーの皆さまから全国の人事部門に向けてメッセージを頂戴しました。


人事メディア情報

人事メディア情報

人事・労務関連の代表的なメディアをご紹介いたします。


これからのビジネスに欠かせない「経済知力」とは?

これからのビジネスに欠かせない「経済知力」とは?

変化のスピードが速い現代において、過去の“経験則”だけでは通用しないの...