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編集部注目レポート掲載日:2017/07/18

“障がい者が力を発揮できる仕組み”が会社を強くする
~富士ソフト企画に聞く 障がい者雇用の可能性~

富士ソフト企画株式会社

遠田千穂さん

「コミュニケーションはそもそも難しい」という前提で考える

障がい者の方たちの働きぶりはいかがですか。貴社は好調に成長を続けていらっしゃいますが、それだけのパフォーマンスを発揮できているのでしょうか。

私は、健常者と全く同じ働きぶりだと思っています。そもそも弊社を立ち上げるきっかけは、親会社の従業員が事故で身体障がい者になったことでした。事故後も彼はパソコンを使って高い成果を出していたので、親会社が、障がいのある方を見直すことになったのです。

パフォーマンスを発揮する秘訣はなんでしょうか。

成功体験を繰り返してもらうことが大事だと思っています。ある従業員は、営業が得意だったのですが、数字に追われるうちに、うつになったと聞きました。弊社では、ノルマが負担にならないように営業活動を行っていますが、見事な成果をあげています。

他にも、電車の駅名と料金を記憶するのに非常な才能を持った従業員がいるのですが、その人が交通費の清算などを行うと、経理が何日もかけているような仕事を、数時間で終わらせることができます。

採用時の面接では、個別の能力を引き出せるよう、本人が得意なことを聞きますし、採用後も能力を生かせるよう、彼ら自身に考えてもらっていることが効果的なのだと思います。

障がい者の方々を、どのように評価されているのでしょうか。

健常者と変わりません。ただ、評価を半年おきにするなど、個別に調整しているところもあります。ちなみに、契約社員であっても、有給やボーナスは正社員と同じです。役職者として入ってくる契約社員もいます。目標を一つクリアすれば、次の目標を持てる。どの社員も一般社員のままにしておくのではなく、必ず主任や課長に昇給させます。そうしなければ、いつまでも健常者の管理下に置くことになりますが、それでは会社の発展を望めません。本人たちのやる気もなくなります。仕事を覚えたらある程度、裁量権を与えてあげないと向上心がなくなります。「向上心は失ってはいけない」とは、彼らもよく言う言葉です。

遠田さんが現場で調整役を担っているのだと思っていましたが、特別なことはしていないのですね。

私もこの会社に入ったときに、「障がいのある人たちに何かをしてあげなきゃ」と考え、肩に力が入っていました。しかし、彼らはそんなことを全く望んでいなくて、自分たちのやることをまずは見ていてください、というスタンスでした。

将来的には、多くの企業が「障がい者の方たちを助けなきゃ」と思って採用するのではなく、むしろ「障がい者の人たちに会社を助けてもらおう」と考えて採用する日が来ると思います。

現在の制度では、こう考えることもできます。企業が健常者一人を雇用することができるなら、助成金を受ければ、障がい者を二人雇用することができます。例えば、工学部でプログラムを学ぶ学生の中にも、障がいのある方がいます。彼らに注目すれば、健常者一人と同じ人件費で、二人の優秀な新卒プログラマーを採用することができる。このように雇用機会を増やせる会社が強くなれるのは間違いないでしょう。きっかけは人件費だったとしても、彼らは会社に貢献できる存在だと気付くと思います。

逆転の発想ですね。

特に生き残りをかけた中小企業は、障がいのある方を採用して、戦力として生かすことを考えるべきではないかとさえ思います。

貴社では、「障がいがあるから、コミュニケーションは難しい」という考え方が前提にあるからこそ、スタッフを生かすことができ、会社を強くすることができるのですね。健常者にはコミュニケーション能力が当たり前に求められますが、互いに分かり合い、スムーズに意思疎通を図るのは、考えてみれば難しいことです。「コミュニケーションはそもそも難しい」という認識から出発し、時間をかけて丁寧に個人と向き合う。これが、会社が強くなるための秘訣だと思いました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

富士ソフト企画株式会社 遠田千穂さん
小酒部さやか(株式会社natural rights 代表取締役)

取材:小酒部さやか(株式会社natural rights 代表取締役)

2014年7月自身の経験からマタハラ問題に取り組むためNPO法人マタハラNetを設立し、マタハラ防止の義務化を牽引。2015年3月女性の地位向上への貢献をたたえるアメリカ国務省「国際勇気ある女性賞」を日本人で初受賞し、ミシェル・オバマ大統領夫人と対談。2015年6月「ACCJウィメン・イン・ビジネス・サミット」にて安倍首相・ケネディ大使とともに登壇。2016年1月筑摩書房より『マタハラ問題』、11月花伝社より『ずっと働ける会社~マタハラなんて起きない先進企業はここがちがう!~』を出版。現在、株式会社natural rights代表取締役。仕事と生活の両立がnatural rights(自然な権利)となるよう講演・企業研修などの活動を行っており、Yahooニュースにも情報を配信している。

ライター:水野宏信/カメラマン:村上岳

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