有本隆浩さん(株式会社MS-Japan 代表取締役社長): 感性を研ぎ澄ませて時代の流れを読み、あとは行動あるのみ―― 「管理部門特化型」の人材紹介で市場を創造 株式会社MS-Japanは、人材紹介会社としてはきわめてユニークな「管理部門に特化する」戦略によって、業界屈指の高収益・高付加価値を実現しています。同社の創業者、代表取締役社長の有本隆浩さんにその成功のバックグラウンド、ビジネスや経営に対する考え方な...
出張面談とプライバシー 腹を割って本音を話してもらう「転職相談」は、人材紹介に欠かせないプロセスだ。在職中で忙しい場合、求職者の希望の場所で出張面談を行うこともある。注意しなければいけないのは、プライバシーの保護だが、出張面談にふさわしい場所は、意外に少ない――。
過労死事件の死角 有名企業で起きた「過労死事件」は多くのメディアで取り上げられており、転職希望者にとっても、無関心ではいられない問題だろう。問題の過労死事件は、世間では一流企業とされ、就職人気も高い大手企業で発生した。ここに一つの死角がある――。
社会人のフリーエージェント この時期プロ野球の「フリーエージェント(FA)」の話題が世間を騒がす。FA宣言した選手の中には、交渉の末、より良い条件を引き出して元のサヤに納まるケースも少なくない。似たようなことは転職においてもあるようだが、会社員の場合、それは未来に大きな影を落と...
人事マネジメント「解体新書」第100回 「採用コンプライアンス」を適切に進める方法とは ――法令を遵守し、リスクを回避するためのポイント・留意事項(後編) 近年、企業に求められる「採用コンプライアンス」(採用活動に対する法令遵守)が、一段と厳しくなっている。そのため、人事部門が研修を実施したり、注意喚起を促したりするなど、早急な対策が必要となっている。「後編」では、「人権問題(就職差別)」「外国人採用(...
人事マネジメント「解体新書」第99回 「採用コンプライアンス」を適切に進める方法とは ――法令を遵守し、リスクを回避するためのポイント・留意事項(前編) 少子高齢化が一段と進む中、人材不足が深刻化し、採用戦線は混乱を極めている。このような状況下、採用活動に関する法令遵守、すなわち「採用コンプライアンス」の重要性が一段と高まっている。リクルーター活動や面接選考などで人事部以外の社員が採用活動に関わること...
転職のきっかけは人材開発 近年はどの職場でも、生産性アップのための人材開発に力を入れようになった。社内研修だけでなく、国内外の大学・大学院や研究機関などで最先端のビジネスや理論を学ぶうちに、それまでの職場の仕事に物足りくなり、転職相談に来る人も少なくない。
“守り”の姿勢では人が採用できない時代。 いま人事に求められる“攻め”の採用手法とは? 企業の採用意欲が極めて高い水準にある近年、求人サイトや人材紹介会社からの応募を待つ “守り”の採用ではなく、ダイレクトリクルーティングやリファーラルリクルーティングなど、自ら積極的に求職者にアプローチを行う“攻め”の採用にシフトする企業が増えています...
行ってみたら事務所がない? 妙に強気の人気企業 人材採用をサポートする仕事をしていると、こちらがびっくりするような企業も時にはある。「最近の人材採用は難しい」ということがわかっている企業は、きちんとこちらのアドバイスにも耳を貸してくれるので問題はないのだが、問題なのは、自社は人気企業だから採用なん...
攻めの採用を実現する“オウンドメディアリクルーティング” 検索エンジンの利用で「トラフィック(求職者数)」と「マッチング精度」を飛躍的に向上 近年、採用活動の効率性を重視する企業が増えています。そこで注目されるのが、求人情報に特化した検索エンジンを運営するIndeed。ダイレクトリクルーティングという概念を掲げ、企業の採用活動のあり方を大きく変える存在として、現在、日本市場で急成長していま...
新卒の時の景気で人生が決まる? リベンジ転職 ここ数年売り手市場が続く新卒採用。多くの企業が「人手不足」を訴えるのを見て、複雑な気持ちになっている人も多いのではないだろうか。特に、就職氷河期に新卒で就職活動を行った世代が、「人手不足の今ならキャリアアップが可能ではないか」と考え、転職相談に訪れる...
垣内康晴さん(株式会社アルバイトタイムス 代表取締役社長) 人材マッチングを実現するために「対話と奉仕」を掲げ、 地域密着型の人材サービスを提供する 株式会社アルバイトタイムスは1973年、静岡市で求人情報誌の発行を主業務として設立されました。多様な事業を展開する中で、共通しているキーワードは「地域密着」。創業以来、「対話と奉仕」を経営理念に掲げ、魅力ある情報やサービスを提供しています。近年労働力...
「採用」「労務・給与・人件費」以外の分野では、人事部門はデータ分析に取り組めていない 全国4,036社の人事実態調査『人事白書2016』レポート。近年、HRテクノロジー、とりわけデータによる分析(アナリティクス)の重要性が高まっている。そうした中、人事におけるさまざまな領域で、データがどのように分析・活用されているのかを聞いたところ、...
95.2%の企業が「戦略人事は重要である」と感じているのに、戦略人事として活動できている企業はわずか25.8% 全国4,036社の人事実態調査『人事白書2016』レポート。現在の人事部門は、経営と連動する戦略人事の重要性を強く認識しているが、その認識と実態は大きく乖離しているようだ。戦略人事が実現できない要因について、人事部門の痛烈な叫び・嘆きの声が多く挙がっ...
未来の職業地図はどうなる? 「囲碁の名人にAI(人工知能)が勝った」そんなニュースを聞くと、「自分たちの仕事はやがて、AIに置き換えられてしまうのではないか?」という不安がよぎる。転職という自らの将来を考える時、特に若い人ほどAIの進出が気になるようで――。
同一労働同一賃金の実態は? 2015年9月、同一労働同一賃金推進法が成立しました。雇用形態の違いによる待遇や雇用の安定性についての格差を是正するための基本理念等を定めるものです。では、現状の非正規雇用と正規雇用の職務や賃金の違いは、どうなっているのでしょう。各種調査結果から分析...
「今ならまだ引き返せる」入社前対応の難しさ 4月は新入社員研修の季節。せっかく新人研修を行うなら、同時期に入社する中途採用人材の研修も併せて行いたいと考える企業は珍しくない。さらに一歩踏み込んで、「もうすぐ入社する人材」の研修まで一緒に行いたい、と考えるところもある。しかし、これが意外に大きな...
採用の進化を担う リクルートのRPO 経営戦略に貢献する採用活動を実現 リクルートキャリアでは、2011年から新しい価値――「採用の最適化」を実現する、新しいRPO(Recruitment Process Optimization)サービスとして提供しています。「強い人事部を創る一助に。コストダウンや業務効率化を狙った、...
優秀な人材ほど流出する リストラと人材紹介 大企業の再生計画のニュースが報じられると、同時に話題となるのが「リストラ」、つまり人員削減だろう。リストラが行われそうだと知ると、先手を打って自力で転職しようという人が増えるので、人材紹介会社にとっては好機と言える。しかしそれは一方で、リストラの難し...