後期高齢者の傷病手当金
いつもご相談させて頂きありがとうございます。
以下の点についてご教示頂ければ幸いです。
当社には75歳を超える者がフルタイムで働いており、後期高齢者医療制度に加入しております。
その者が業務外で負傷し、入院することになりました。
その際、傷病手当金の手続きはどのようにすればよろしいでしょうか?
お手数ですが、ご教示頂ければ幸いです。
何卒宜しくお願い致します。
投稿日:2018/01/05 15:49 ID:QA-0074228
- 1118さん
- 福岡県/精密機器(企業規模 51~100人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、傷病手当金につきましては原則としまして健康保険に加入している従業員について支給されるものになります。
これに対し、後期高齢者医療保険の加入者の場合ですと、傷病手当金の支給有無等については保険者である都道府県毎に設置された「後期高齢者医療広域連合」により条例で定められています。
つまり、地域によって取扱いも異なりますので、支給有無及び手続詳細に関しましては都道府県の「後期高齢者医療広域連合」に問い合わせてご確認頂ければよいでしょう。ネット検索により連絡先については容易に調べることが可能です。
投稿日:2018/01/05 22:52 ID:QA-0074232
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
比較的新設の後期高齢者医療制度では想定外の事例。直接、所轄広域連合に確認を
▼ 75歳超のフルタイマーは珍しいのですが、通常、多くは、国民健康保険の被保険者又は健康保険の被扶養者なので、傷病手当金の制度が元々ありません。後期高齢者医療制度は、その人達を想定対象としているので、傷病手当金の給付制度はありません。
▼ 他方、傷病手当金の資格喪失後の継続給付を規定している健康保険法第104条で資格の喪失に際して後期高齢者医療制度への移行を除いていませんから、傷病手当金は受給することが可能とされています。この法文は、後期高齢者医療制度制定の遥か以前に定められたものですが、ご質問は、可なり、希有の事例と云えるでしょう。
▼ 本制度の運営主体は、地方自治体(都道府県、場合により、市町村)が設置する後期高齢者医療広域連合です。事案の性格に鑑み、直接、お問合せされることをお薦めします。
投稿日:2018/01/06 12:05 ID:QA-0074233
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
75歳で健康保険は資格喪失していますので、傷病手当金は対象外となります。
そして後期高齢者医療制度には、残念ながら、国民健康保険と同様に、傷病手当金に相当するような生活保障給付はありません。
投稿日:2018/01/09 12:03 ID:QA-0074262
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