持病を持つ女子社員の処遇について
採用面接では明らかになっていなかった女子正社員ですが、採用されて1年半経過しますが、持病があることが判明しました。最初は数か月に1度程度突然病欠でしたので、気の毒に思って休暇を認めていましたが、最近では突然病院に行くと言って職場を離れたり、数日休んだりと勤務に支障をきたし、労務管理に困難を生じています。将来勤務変更なども視野に置きながら検討していますが、良い解決方法があればご指導ください。
投稿日:2004/10/31 05:56 ID:QA-0000042
- *****さん
- 岐阜県/医療・福祉関連(企業規模 101~300人)
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まずは話し合いで、病状把握を
採用時の健康診断の結果はいかがだったのでしょうか?採用されているので、問題がなかったのだと思います。
また仮に、当該女性社員の虚偽申告による健康診断の結果であったとしても、その後「持病」が判明した後も雇用が継続されている現状から、虚偽申告による契約取り消しは困難であると思います。
しかしながら限られた人数での労務管理は、頻繁に欠勤する社員がいると重要な問題です。ただし、一般にこの種の問題で「持病」に対する労使間の認識には大きな隔たりがあり、問題を複雑にします。
まず第一に、人事権ある人が当該女性社員に会って直接「持病」について聞いて下さい。現状について、これから先の病状について、勤務を続ける事で支障はないのか?必要ならば主治医にも直接聞いて下さい。勤務するのに支障がないなら、本人に事前に説明して、今後は就業規則に従って、遅刻・早退・欠勤に対する罰則を適用します。職場環境が病状を悪化させる一要因ならば、配置転換や勤務体系の見直しが必要かも知れません。「持病」の悪化が考えられるようなら、健康管理を第一に考えるよう退職勧奨となるかも知れません。
兎に角、社員の立場を理解した上での話し合いが解決への道だと思います。くれぐれも訴訟問題に発展しないようにお気をつけ下さい。
投稿日:2004/11/04 14:21 ID:QA-0000050
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