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欠勤控除の計算について

当社では割増賃金を算定するための時間給を次のように算出しています。
月給×12ヶ月÷年間稼働日数（小数点以下切上げ）＝日給
日給÷1日の所定労働時間（小数点以下切上げ）＝時間給

例えば月給213,200円、年間稼働日数243日、1日の労働時間8時間の場合、
日給は213,200円×12÷243日＝10,528.39・・・≒10,529円
時間給は10,529円÷8時間＝1,316.125≒1,317円

ここからが疑問ですが、この時間給を欠勤控除の場合も使用していたのですが、当然計算過程で切上げをしているため、控除する場合は少し多く控除しているように思えます。

10日間分の控除をする場合、時間給1,317円×8時間×10日間＝105,369円となり、日給10,529円×10日間＝105,290円と差が出てしまいます。

勿論、弊社の規程では控除する場合もこのように計算すると規定していますが、問題はありませんでしょうか。
お手数ですがご教授ください。

投稿日：2010/06/30 18:24　ID：QA-0021407

報酬・賃金

*****さん: 愛知県／商社(専門)（企業規模 301～500人）

この相談に関連するQ&A

プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答3件

プロフェッショナルからの回答

この回答者の情報は非公開になりました

欠勤控除

給与支払いで切り上げ計算しているのは従業員が有利になるようにという配慮でしょう。しかし、逆に控除する場合、わずかですが、控除額が多くなってしまいますね。切り上げではなく、切り下げた額で控除してはどうでしょうか？
そうすれば、従業員に有利です。

投稿日：2010/06/30 19:45　ID：QA-0021409

プロフェッショナルからの回答

服部　康一: 服部賃金労務サポートオフィス代表

詳細

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

欠勤控除に関しましては、法令上直接の定めはございませんので、控除の有無を含めて原則会社で任意に決める事が可能です。

しかしながら、控除額が実際の欠勤した時間分より多くなってしまうことは労働基準法上の賃金全額払いの原則からも問題があることになります。

従いまして、そのような場合には切り上げではなく切り下げで計算し労働者の賃金目減りを防ぐのが妥当といえます。

投稿日：2010/06/30 20:37　ID：QA-0021413

相談者より

ご回答ありがとう御座います。ご連絡頂きましたように切下げた額で控除するよう社内規定を見直していきます。今後もよろしくお願いします。

投稿日：2010/07/01 08:15　ID：QA-0040533大変参考になった

回答が参考になった 0件

プロフェッショナルからの回答

小高　東: 東　社会保険労務士事務所　代表（特定社会保険労務士）

詳細

欠勤控除は切捨てが原則

欠勤控除は円未満切捨てが原則です。
切上げで計算してしまうと、出勤時間も控除してしまい、ノーワークノーペイの原則に反してしまいます。

投稿日：2010/07/01 00:57　ID：QA-0021417

相談者より

ご回答ありがとう御座います。ご連絡頂きましたように切下げた額で控除するよう社内規定を見直していきます。今後もよろしくお願いします。

投稿日：2010/07/01 08:16　ID：QA-0040537大変参考になった

回答が参考になった 0件

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