労働契約について

残業代の支払いが必要

ご相談を拝見し、ご連絡差し上げます。

本件は、ご懸念のように、残業代の算定・支払いが必要です。
年俸制というのは、法定の制度ではなく、単に給与（※又は賞与）の基礎額を算定するための企業内の「ロジック」に過ぎませんの、これをもって残業代支払いが免除される理屈は存在しません。

最低限行うべきことは、年俸の中に、何時間分の残業時間が含まれているのかを明示し、その分を「みなし残業手当」として契約上分離しておくことです。
もちろん、その上で、残業時間の記録と集計は法定どおり行い、みなし分の残業時間を超えた時間については、追加で残業手当を毎月支給する必要があります。

ご参考まで。

投稿日：2008/06/03 10:46　ID：QA-0012587

相談者より

投稿日：2008/06/03 10:46　ID：QA-0035042大変参考になった