森内俊之さん: “九×九”の小宇宙に魅せられて 壁を突破し、自己を変革し続けるトップ棋士の勝負哲学とは(後編) 森内俊之さんの歩んできた将棋道の前方には、小学生以来の知己である稀代の天才棋士、羽生善治さんの背中が常にありました。オールマイティーの強さを誇る羽生さんを始め、トップ棋士らとの切磋琢磨(せっさたくま)を通じて、たえず自らの将棋を進化させてきた森内さん...
森内俊之さん: “九×九”の小宇宙に魅せられて 壁を突破し、自己を変革し続けるトップ棋士の勝負哲学とは(前編) 最近、将棋を始める子どもが増えています。記憶力や集中力、決断力を鍛えるには、確かにうってつけの趣味でしょう。しかしそれを一生の仕事にするとなると、話は別です。プロ棋士の世界は、勝敗がすべての完全実力社会。激しい競争を勝ち抜いていかなければ、未来はあり...
田中俊之さん: 「男性学」が読み解く「働く男のしんどさ」とは? 働き方の変革は、企業にとっての「リスクヘッジ」 「男性学」の第一人者である武蔵大学の田中俊之助教にインタビュー。折しも「女性活躍推進」が喧伝されていますが、女性が変わるためには、男性の生き方や働き方も変えなければなりません。なぜ男性は変われないのか。変わるには何が必要か。田中先生にじっくりとうかが...
鈴木典比古さん: 就職率100%! 国際教養大学の教育プログラムに学ぶ、“全人力”を養う人材育成の極意とは 国際教養大学(秋田市)の教学理念はその名のとおり、「国際教養」。グローバルに通じる“個”を確立するために、対話を通じて全人力を養う、真のリベラルアーツ教育を実践しています。そのけん引役である鈴木典比古学長に、教育者としてはもちろん、専門の経営学者とし...
白木 三秀さん:企業の海外展開の要諦 ――グローバル・リーダーに求められる「グローバル・マインドセット」を、いかに醸成していくのか 早稲田大学教授の白木三秀先生は、「グローバル・リーダーの育成には、グローバル・マインドセットを醸成し、資質のある人材を選抜することが重要」と仰います。それでは、日本企業は具体的に、どのようにして「グローバル・リーダー」を育成していけばいいのでしょうか...
山口岳男さん:「人」基準から「仕事」基準へ ――日立製作所が取り組む、グローバル視点に基づく人財マネジメントとは 日立製作所では、「社会イノベーション事業」を中心に事業のグローバル化を進めており、海外売上高比率は43%を超えています。このような状況下、同社では現地主導経営を推進し、グローバル展開を加速するための「グローバル人財マネジメント戦略」を策定。これを推進...
花田 光世さん: 「キャリアアドバイザー」を活用することで、組織の活性化と個人のキャリア自律の統合を図る 近年、組織における「キャリアアドバイザー」の存在が注目を集めています。慶應義塾大学総合政策学部の花田光世教授はこのキャリアアドバイザーの育成に長年取り組まれ、キャリアカウンセラーのように社員の個人の「こころ」の問題を中心としたキャリアの支援だけでなく...
駒崎弘樹さん:仕事だけが「働く」じゃない――社会起業家が提唱する「働き方革命」で企業を変える 世界を変える社会起業家として注目され、厚生労働省「イクメンプロジェクト」の座長にも就任した、認定NPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹さん。日本初の病児保育サービスを展開する一方、仕事と育児・介護を両立しやすい職場を創出する「働き方革命」の実現を目指し...
小山昇さん:中小企業経営のカリスマが語る「仕組み」による人材育成とは 「経営研究会」を主宰し、全国で中小企業向けにIT戦略や実践経営塾などのセミナーを行っている、株式会社武蔵野小山昇さんは、「商品で差がつかないのなら人で差をつける」を持論に、「仕組み」による社員教育の重要性を説いています。なぜ人材育成において「仕組み」...
小島貴子さん:ダイバーシティ・リーダーシップが会社を変える、日本を変える「自分で決められる人材」の育て方とは 変化と多様性の時代に、職場のキーパーソンとして求められるのは「自分で決める、決められるダイバーシティ・リーダーシップの持ち主」であると、東洋大学グローバル・キャリア教育センター副センター長の小島貴子准教授はおっしゃいます。元埼玉県庁の伝説のキャリアカ...
坂本光司さん:“社員を“幸せ”にする企業経営のあり方とは ベストセラー『日本でいちばん大切にしたい会社』の著者である、法政大学大学院・坂本光司教授は、企業経営とは「社員とその家族」「社外社員とその家族」「現在顧客と未来顧客」「地域社会・地域住民」「株主・出資者」の五人を幸せにすることだと説かれています。今回...
八木洋介さん:“人間のプロ”として、人事はどうあるべきか?~今、求められる「戦略人事」の実現に向けて LIXILグループ執行役副社長 人事総務・法務担当の八木洋介さんに「人事は何のためにあるのか」「人事のプロはどうあるべきなのか」といったテーマで、人事部・人事責任者に期待される役割と戦略についてうかがいました。
竹内健さん:組織の壁、実力の壁、言葉の壁――“壁”を突破し続ける思考が世界を広げる 半導体産業というグローバル競争の最激戦区で、ときに企業社会の慣習や制度の壁とも闘いながら走り続けてきた世界的エンジニアである竹内先生。今回のインタビューでは、多くの日本人がとらわれがちな内向き志向を振り払うヒントなど、これからのビジネスパーソンに役立...
海老原嗣生さん ニッポンの「雇用」と「採用」のあるべき姿とは? ~日本企業の構造から雇用問題と新卒採用について考える 日本経団連の倫理憲章により、採用活動の開始が従来の10月から12月に後ろ倒しになるなど、企業には新卒採用への対応の見直しが求められています。さらには、新卒一括採用の批判をはじめとして、「これまでの日本型雇用慣行・制度をリセットして、欧米のシステムを取...
中原 孝子さん~日本の「人材開発担当者」に足りないものとは ~人材開発のプロになるために~ ASTD(American Society for Training & Development=米国人材開発機構)は、米国ヴァージニア州アレクサンドリアに本部を置く世界最大の人材開発・パフォーマンスに関する会員制組織です。日本企業の人材開発部門は、...
障がい者雇用をはじめとした、アイエスエフネットが目指す「20大雇用」とは? 株式会社アイエスエフネットは、障がい者やニート、フリーター、高齢者など、働くことに制限のある人々の労働環境を整備していることで知られています。人はそれぞれ、何か「長所」や「強み」を持っていますが、それは働くことに制限のある人たちも同様。同社では、そう...
長岡健さん~今、求められる「アンラーニング」とは何か? 企業を取り巻く環境が大きく変化し、スピード対応が求められる現在、私たちは従来の「学び」に関する価値観や方法を大きく変化させる必要があります。今回は、そのアプローチ(目指すべき方向性)として、「アンラーニング(学習棄却)」を提唱する社会学者の長岡健先生...
「霞ヶ関」から「日本の人事部」へ送るメッセージ 30年余りに及ぶ公務員キャリアを通じて、人材育成やマネジメントに関わってこられた石川善朗氏。 日本的な組織や日本人の特性を踏まえた上での、これからの人材育成・組織のあり方について、詳しくうかがいました。
島津明人さん~「ワーク・エンゲイジメント」―組織を元気にする“攻め”のメンヘル対策 “限られた人材で最大の成果を上げなければならない職場”にこそ、組織を活性化する“攻め”のメンタルヘルス対策が必要と指摘する島津准教授。メンタルヘルスの新概念――「ワーク・エンゲイジメント」について詳しくうかがいます。
“ホッピー流”社員のやる気を引き出し、組織を成長させていく仕掛けとは? 企業の業績とは、組織を構成している人材が生み出す価値によって、大きく左右されます。現在のような厳しい状況だからこそ、人材活用の方法を見直し、社員全員がその力を十分に発揮できる環境づくりや人事制度の...