リモートワークが従業員の対人スキルや新卒入社社員の意識に影響
コミュニケーション能力、管理職の部下育成能力などに影響
2020年から調査時点までリモートワークを取り入れた働き方をしている企業に対し、リモートワークによる、従業員のスキルや能力や意識の変化について聞きました(本調査は2022年3月7日~3月31日に実施したものです)。
「下がった(悪くなった)」という回答が多かったのは「コミュニケーション能力」(42.6%)、「他の人や組織と連携して業務を進める力」(47.1%)、「新卒入社社員の社会人としての意識」(37.7%)、「新卒入社社員のビジネスマナー・立ち居振る舞い」(40.6%)、「管理職の部下育成能力」(38.9%)でした。リモートワークによる、対人スキルや、新卒入社社員の意識への影響は大きかったようです。
『人事白書2022』の本誌では、2020年以降の各種研修の開催方式やその成果、オンライン研修で効果を上げる工夫に関する調査結果も掲載しています。
実施時期 | 2022年3月7日~3月31日 |
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調査対象 | 『日本の人事部』正会員 |
調査方法 | Webサイト『日本の人事部』にて回答受付 |
回答数 | 5,200社、5,441人(のべ) |
質問数 | 153問 |
質問項目 | 1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働き方/7.組織開発/8.注目の人事課題(ウェルビーイング、パーパス、職場の関係性) |
出典:『日本の人事部 人事白書 2022』
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