無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了
※登録内容はマイページで確認・変更できます

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

有賀 誠のHRシャウト!人事部長は“Rock & Roll”【第22回】
キャリアについての考察(その1)

株式会社日本M&Aセンター 常務執行役員 人材ファースト統括

有賀 誠さん

有賀 誠のHRシャウト! 人事部長は“Rock & Roll

人事部長の悩みは尽きません。経営陣からの無理難題、多様化する労務トラブル、バラバラに進んでしまったグループの人事制度……。障壁(Rock)にぶち当たり、揺さぶられる(Roll)日々を生きているのです。しかし、人事部長が悩んでいるようでは、人事部さらには会社全体が元気をなくしてしまいます。常に明るく元気に突き進んでいくにはどうすればいいのか? さまざまな企業で人事の要職を務めてきた有賀誠氏が、日本の人事部長に立ちはだかる悩みを克服し、前進していくためのヒントを投げかけます。

みんなで前を向いて進もう! 人事部長の毎日はRock & Roll だぜ!――有賀 誠

「何になりたいか」ではなく、「何をやりたいか」

私はこれまで8回の転職を経験し、現在は9社目で働いています。別にジョブ・ホッパーになることを目指していたわけではなく、新しい組織に入るたびに「この会社で引退しよう」と考えていました。それでも、どうしても譲れないことがあったり、解任(4回!)されたりして、結果として波乱万丈のキャリアになってしまいました。

ただ、常にその時点での人生の目標は持っていたと思います。そして、それは「何になりたいか」というよりも、「何をやりたいか」でした。

「グローバル企業でマネジメントに携わりたい。まずはビジネス・スクールで自分を鍛えよう」「日本のものつくりを元気にする。そのため、現場力のある日本企業と世界的ネットワークを持つ企業とをM&Aでつなぐ」「自分を超える次世代を育てよう。経営視点、成長戦略としての人事だ」「海辺に別荘を構え、そこでリモート・ワークを」「ライブハウスを作るぞ。自分はプロ・ミュージシャンにはなれなかったけれど、若いタレントに場を提供する」などなど。

結果として、40歳で役員に、その後、複数の業界・企業で20年以上何らかのエクゼクティブ・レベルの任にあり、社長業も経験したわけですが、一方でプー太郎だった時期もあります。意図したものであったかどうかはともかく、日本型プロティアンの走りとなっていたのかもしれません。法政大学 田中研之輔先生に分析・評価していただこうと思うところです。

キャリアの中では、(1)日本鋼管(現在のJFE)や三菱自動車といった伝統的な日本企業、(2)GM、IBM、ヒューレットパッカードのような米国本社のグローバル企業、そして(3)ユニクロやミスミという日本企業の新潮流という三つのパターンを体験したことになります。人事の仕事をする上では、それら三つから、いわゆる「いいとこどり」をするための材料を仕入れまくったと言えるかもしれません。

キャリア・プランは戦略

私は20代後半で米国駐在となった際、職場やビジネス・スクールで接した同世代のアメリカ人から大きなショックを受けました。私がキャリアは会社から与えられるものだと漠然と認識していたのに対して、彼らはそれぞれ明確なゴールを持ち、そこへ向けて努力をしていたのです。

それは「将来は起業するため、資金と人脈作りを目的として今はここで働いている」「CEOになることを目指している。そのためにビジネス・スクールに来た」といったものでした。そして、やがては私自身も、「キャリアは戦略だ」という意識を持つに至りました。ということになれば、まさにビジネス・スクールで学んだ戦略論のフレームワークを活用しない手はありません。

IBMやヒューレットパッカードで働いていたときは、社員に対して「自分自身のキャリア・プラン(=戦略)も作れない人間が、お客さまに戦略提案などできるわけがない。まずは自分のキャリアをしっかりと考えよう」とはっぱをかけていました。その際に用いていたのが、以下のシンプルな「戦略論のフレームワーク」です。世の中に戦略論は数多く存在しますが、それらを統合し、単純化したものです。

戦略のフレームワークをキャリア・プランに活用

企業として目指す「理念」を具現化する施策が「戦略」であり、「外部環境分析(市場の競争環境、顧客、供給業者、新規参入者、代替脅威の相関関係の分析。Five Forcesなど)」と「内部環境分析(自社の強みと課題の分析、Value Chain, Core Competenceなど)」という二つの宿題をこなすことで、より勝つ確率が高くなる選択肢への絞り込みが可能になるという理屈です。

これをキャリア・プラン策定に当てはめてみましょう。まず「理念」は何をやりたいのかということになります。次に、「外部環境分析」の各要素をキャリア検討用に転換してみましょう。

市場の競争環境=需要と供給。企業がどのような人材を必要としており、人材市場においてそのような人が多いのか少ないのか(IT人材、グローバル人材、エンジニアなど)。自分の競争相手は誰か。

  • 顧客=スポンサー。自分の活躍や成長に期待をしてくれる上司・上長や先輩かも。
  • 供給業者=パートナー。自分の仕事を助けてくれる仲間や人脈。
  • 新規参入者・代替脅威=自分にとって替わるかもしれない存在。人とは限らず、AIかもしれない。

そして、「内部環境分析」です。自分の強みと課題を見つめてみましょう。強みを伸ばすことに注力するのか、課題を克服することが先決なのか、行動の優先順を考える必要があります。

私は若いころ、すべてにおいて優秀であること、すなわち課題の克服を目指していました。しかし、キャリアの残り時間が少なくなってくるに従って、自分の強みを活かすことに集中し、課題の部分に関してはそれを補完してくれるパートナーと組むことを考えるようになりました。 

以上のような戦略論のフレームワークに当てはめて自らのキャリアを検討することで、今、何を考えるべきか、どのように行動すべきかが見えてくるはずです。

例えば、ファイナンスのプロになろうと考えたとして、金融業界の人的ダウンサイジングによって自分と似たような人間が人材市場にあふれていたとしたら(需要と供給)、またその分野における自分の強みは差別化要素とまではいえないとしたら、どうするのか。金融という方向性を修正するのか、あるいは自分の強みをさらに磨き高めていくのか、という選択肢になるでしょう。

このようにキャリア・プラン策定は「自分がやりたいことを軸に、成功するための確率を高める」という思考プロセスですから、「勝つ確率を高めるための戦略論のフレームワーク」は極めて有用だと考えます。

有賀誠の“Rock & Roll”な一言
おまえは何がやりたいんだ?
それを定めれば、何をすべきかが見えてくるはずだぜ!


有賀 誠さん(株式会社日本M&Aセンター 常務執行役員)
有賀 誠
株式会社日本M&Aセンター 常務執行役員 人材ファースト統括

(ありが・まこと)1981年、日本鋼管(現JFE)入社。製鉄所生産管理、米国事業、本社経営企画管理などに携わる。1997年、日本ゼネラル・モーターズに人事部マネージャーとして入社。部品部門であったデルファイの日本法人を立ち上げ、その後、日本デルファイ取締役副社長兼デルファイ/アジア・パシフィック人事本部長。2003年、ダイムラークライスラー傘下の三菱自動車にて常務執行役員人事本部長。グローバル人事制度の構築および次世代リーダー育成プログラムを手がける。2005年、ユニクロ執行役員(生産およびデザイン担当)を経て、2006年、エディー・バウアー・ジャパン代表取締役社長に就任。その後、人事分野の業務に戻ることを決意し、2009年より日本IBM人事部門理事、2010年より日本ヒューレット・パッカード取締役執行役員人事統括本部長、2016年よりミスミグループ本社統括執行役員人材開発センター長。会社の急成長の裏で遅れていた組織作り、特に社員の健康管理・勤怠管理体制を構築。2018年度には国内800人、グローバル3000人規模の採用を実現した。2019年、ライブハウスを経営する株式会社Doppoの会長に就任。2020年4月から現職。1981年、北海道大学法学部卒。1993年、ミシガン大学経営大学院(MBA)卒。

記事のオススメ、コメント投稿は会員登録が必要です

会員登録はこちら

既に日本の人事部会員の方は、ここからログイン

この記事をおススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

おススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

「有賀 誠のHRシャウト! 人事部長は“Rock & Roll”」のバックナンバー

関連する記事

【用語解説 人事辞典】
キャリア自律
クオーターライフ・クライシス
タフアサインメント
プロアクティブ行動
キャリア・オーナーシップ
リスキリング
予言の自己成就
積極的不確実性
キャリア・アダプタビリティ
LMS