業務引継のための社員の派遣について
営業権を譲渡する店舗に事務の引き継ぎ、業務指導のため、短期で社員を行かせることになりました。
出向、又は業務委託のいずれかの方法を取りたいと思いますが、可否及び注意点を教えて頂けないでしょうか。
投稿日:2007/01/12 20:54 ID:QA-0007121
- MARIさん
- 富山県/販売・小売(企業規模 51~100人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
業務引継のやり方について
■出向、業務受託のいずれであっても可能ですが、業務内容が引継・業務指導であること、および業務完了までの期間が比較的短期であることを考えると業務受託のほうがより実務的だと思います。
■出向の場合は、出向先企業が指揮命令を下す使用者となりますので業務指導のやり方まで拘束される可能性があります。又、出向元、出向先双方の企業と雇用関係も生じる(使用者が二人存在する状態)ことなり、社会労働保険料の負担など何かと厄介で、短期間の業務にはお勧めできません。
■業務委託契約とは、委託者より特定の業務の処理を委託され、他人の指揮命令下に入らず、自己の道具を使い、委託者に特定の業務の処理を提供する契約を言いますが(民法656条)、出向契約と異なり契約の対象は、「人」ではなく「業務」ですので、御社の主体性を維持しつつ対象業務を遂行することがより容易になります。留意点としては、相手企業による労働時間管理や上司の指揮、命令下の労働を避けることです。
投稿日:2007/01/13 15:49 ID:QA-0007124
相談者より
投稿日:2007/01/13 15:49 ID:QA-0032883大変参考になった
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