社員の身分変更について
毎々お世話になります。
当社建設部門で施行管理を担当している社員(高卒勤続30年、男)について。
2~3年前に特定疾患といわれる病気を発症(手足が震える、歩行にも影響がでる)し、症状が顕著になってきたこともあり今年に入って産業医のアドバイスを受け、安全を考慮し直接建設現場に行くことを制限し、内勤(事務処理中心)にしています。現状、体調の影響もあり社員としての十分な労務提供ができません。(作業スピードは著しく遅く、パソコン入力でもタイプミスの連続などもあり、他の職種への変更も困難な状況です)
このような場合、身分変更(社員⇒パートとし給与見直し)、普通解雇も視野に入れ検討していこうと考えています。
*業務と病気発症の因果関係はないと考えています。
相談は、このような場合、会社はどう対応すべきなのか? 過去に事例もなく頭を痛めているところです(本人、本人所属の課員ともに限界にきている状況です。)
よろしくお願いいたします。
投稿日:2014/07/17 09:03 ID:QA-0059651
- ロウムタントウさん
- 福井県/鉄鋼・金属製品・非鉄金属(企業規模 101~300人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、私傷病が原因での労務提供困難に関しましては、最終的には解雇も視野に入れることになるでしょう。会社は慈善事業ではございませんので、労働義務を果たしえない労働者を雇用し続ける義務まではないからです。
但し、いきなりの解雇ではなく、御社のように可能な配置転換等の努力を行って、それでも十分な労務提供が出来ない場合に解雇されるのが妥当といえます。
従いまして、これ以上業務を行わせる事が職場運営上困難と判断した時点でまずは退職勧奨(身体状況に応じた職を探してもらう方がよいと勧める)をされるのが適切ではと感じます。身分変更しても問題解決にはなりませんので、そうした必要性はございません。ただ暫く休養すれば回復可能であれば、先に一旦休職させて様子を見られるのが妥当ですので、その辺は主治医や産業医等の意見を十分確認して対応される事が不可欠です。
投稿日:2014/07/17 10:13 ID:QA-0059656
相談者より
回答ありがとうございました。
可能な限りの配慮を行い粛々と進めていきます。
投稿日:2014/07/18 09:14 ID:QA-0059672参考になった
プロフェッショナルからの回答
段階を踏む
病気を理由としての解雇とならないよう、十分に時間をかけ、現場から事務、さらに軽度の事務というように、段階を経て、業務軽減を続けるべきです。しっかりと業務パフォーマンスを記録し、本人とも話し合い、パフォーマンス低下を認めさせることで、次のステップに進むことになるでしょう。こうして徐々に業務軽減に伴い、職位も給与も下がることに恐らくなるでしょう。大切なことはしっかりとプロセスを記録することと、本人との話し合いです。
投稿日:2014/07/17 21:56 ID:QA-0059670
相談者より
回答ありがとうございました。
段階を経て取り組んでいきます。
投稿日:2014/07/18 09:38 ID:QA-0059673参考になった
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