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年俸額に定額残業手当を含めた場合の超過分の清算方法

当社では，定額残業手当（年間３６０時間の残業時間）を含めた形での年俸制を設計しようとしています。毎月３０時間の所定残業時間をこえた場合，時間外手当を支払うつもりですが，毎月ではなく，半年間の合計による清算をしたいのですが，可能でしょうか？

具体的には，半年間の合計残業時間－所定残業時間（１８０時間）の差額を，追加時間外手当として，半年毎に支払うという方式です。
マイナスの場合はそのままとして，減額清算はしない予定です。

メリットは，事務処理の簡略化，追加時間手当の減額です。

ご回答頂けますよう，よろしくお願いします。

投稿日：2010/06/17 17:31　ID：QA-0021160

その他

*****さん: 北海道／情報サービス・インターネット関連（企業規模 51～100人）

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答1件

プロフェッショナルからの回答

田添　忠彦: ソフィアコンサルティング株式会社コンサルティング本部代表取締役社長

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毎月払いの原則

ご相談を拝見し、ご連絡差し上げます。

検討されている時間外手当の支払い方法は、労働基準法に定める「毎月払い」の原則に違反しています。
賞与のような項目であれば可能ですが、時間外手当を半年分まとめて支払いような取り扱いは、法令上認められていません。
したがって、みなし時間に対する超過分の時間外手当は、毎月支払う必要があります。

なお、年俸制というのは会社独自の任意の制度ですので、年俸制を導入することによって、給与の支払い方法等の取り扱いを変えてよいというような理屈も存在しません。

ご参考まで。

投稿日：2010/06/17 17:52　ID：QA-0021161

相談者より

ご回答ありがとうございました。年俸制の設計で参考にさせていただきます。

投稿日：2010/06/17 18:07　ID：QA-0040441大変参考になった

回答が参考になった 0件

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