奥田浩美さん: 「共感」「共創」の時代 社員が戦略的・創造的な働き方をするために人事は何をすべきか(前編) 起業家、ITイベントプロデューサー、高齢者との共同製品開発など、多数の肩書きを持つ奥田浩美さん。インドの大学院で社会福祉を学び、帰国後は「ITが普及すれば世界が変わる」と信じて、グーグル、マイクロソフトなどの有名IT企業と共に仕事をしてこられました。...
田中研之輔さん: 見えにくいけれど大切なものを見えるようにする社会学的視点 組織を変えたい人事のための「組織エスノグラフィー」入門(後編) 「組織エスノグラフィー」――インタビューの前編では、この聞き慣れない言葉が人事の領域にどう関わってくるのか、法政大学キャリアデザイン学部准教授の田中研之輔先生に解説していただきました。後編は、組織エスノグラフィーの実践編。企業内で実際に組織エスノグラ...
田中研之輔さん: 「見えにくいけれど大切なもの」を見えるようにする社会学的視点 組織を変えたい人事のための「組織エスノグラフィー」入門(前編) 「組織エスノグラフィー」という言葉をご存じでしょうか。「エスノグラフィー」とは、「民族誌」という意味で、もともとは人類学者が異国の村や集落に入り込み、いっしょに生活する中で、その集団の実態や特性を言語化して描き出すという、人類学が得意としたフィールド...
島田由香さん: 人事は世の中でもっとも面白い仕事 注目の新制度「WAA」に込めた、 人と組織への熱く深い思いとは(後編) 日本の人事部「HRアワード2016」企業人事部門 個人の部 最優秀賞に輝いた、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス取締役人事総務本部長の島田由香さん。働く場所と時間を社員が自由に選べる新人事制度「WAA」(Work from Anywhere an...
島田由香さん: 人事は世の中でもっとも面白い仕事 注目の新制度「WAA」に込めた、 人と組織への熱く深い思いとは(前編) ユニリーバ・ジャパン・ホールディングスでは、誰もがそれぞれのライフスタイルを継続して楽しむことで、自分らしく働き、生産性を高められるよう、働く時間・場所を社員が自由に選べる新人事制度「WAA」を、2016年7月からスタートさせました。その仕掛け人が日...
岩本友規さん: 大人の発達障害だからこそ“天職”に巡りあえた!! 働きづらさを働く喜びに変える、特性の活かし方とは(後編) 岩本友規さんは33歳で「大人の発達障害」が発覚。ストレスからうつ症状や双極性障害といった二次障害も発症しました。しかし、信頼する主治医の治療と自らの努力で、これを大きく改善。天職と呼べるような仕事を見出し、大きな成果を上げています。その逆転プロセスは...
岩本友規さん: 大人の発達障害だからこそ“天職”に巡りあえた!! 働きづらさを働く喜びに変える、特性の活かし方とは(前編) 現在、データ分析のプロフェッショナルとして活躍する岩本友規さんは、15~16人に1人とも言われている「大人の発達障害」の当事者です。発達障害の人は、仕事や人との関係に上手く対応できず、うつ病などの二次障害に苦しむ人も少なくありません。当事者はどのよう...
小酒部さやかさん: マタハラを克服すれば企業は強くなれる 人事担当者が知るべき、本当のマタハラ対策とは(後編) <最終的にこの人事部長は「仕事に戻ってくるなら、妊娠は9割諦めろ」といい、その場で退職に同意させられた。(略)このときの録音をしなかったことを、私は後悔している。>――マタハラNet代表の小酒部さやかさんは、著書『マタハラ問題』の中でこのように綴って...
小酒部さやかさん: マタハラを克服すれば企業は強くなれる 人事担当者が知るべき、本当のマタハラ対策とは(前編) 働く女性が妊娠・出産・育児を機に退職を迫られたり、嫌がらせを受けたりする「マタニティハラスメント」(マタハラ)。「マタハラは、女性だけの限定的な問題ではありません。マタハラ対策をきっかけに労働環境の見直しを」と訴えるのは、NPO法人マタハラNet代表...
前野隆司さん: “幸福学”を知れば誰でも幸せになれる! 従業員が幸せになれば会社が伸びる! 人・組織・経営を変える“幸せの四つの因子”(後編) 「人々の役に立ちたい」――その思いを突き詰めた結果、慶應義塾大学大学院の前野隆司教授は、モノづくりの最前線から人の心の研究へとキャリアを大きく転じ、「幸福学」という新たな学問領域を切り開きました。前野教授が、幸福に関する過去の研究成果を統合し、因子分...
前野隆司さん: “幸福学”を知れば誰でも幸せになれる! 従業員が幸せになれば会社が伸びる! 人・組織・経営を変える“幸せの四つの因子”(前編) 国連が3月に発表した2016年度版「世界幸福度報告書」によると、日本は53位。経済的に豊かで安全な国に暮らしながら、なぜ日本人は幸せになれないのか。「幸せには、幸せになるためのメカニズムがあります。それを理解して、上手に活用すれば誰でも幸せになれます...
斉之平伸一さん: 「一人三役」制度でシニアも女性も大活躍 すべての人が活躍できる、イキイキとした働きがいのある職場をつくる(後編) 「労働関連の政府や機関の新たな取り組みには積極的に応募し、そのことをバネに社内の取り組みを推進している」と語る三州製菓社長の斉之平伸一さん。同社の女性管理職の割合はすでに27.5%。さらに高い目標35%を設定しています。人を軸に会社を変える手法とは。...
斉之平伸一さん: 「一人三役」制度でシニアも女性も大活躍 すべての人が活躍できる、イキイキとした働きがいのある職場をつくる(前編) 埼玉県の菓子製造企業である三州製菓は、「一人三役」「一善活動」などのユニークな制度を実施し、女性やシニアを積極的に活用、好業績へとつなげています。人がイキイキと働ける職場をつくるにはどうすればいいのか。社長の斉之平伸一さんに、詳しいお話をうかがいまし...
日向野幹也さん: 権限、役職、カリスマ性がなくても発揮できる 職場と学校をつなぐ「リーダーシップ教育」の新しい潮流(後編) 金融論の研究者から、リーダーシップ教育の第一人者へ――日向野幹也・早稲田大学教授の思いがけないキャリアチェンジの物語は、そのまま日本の大学におけるリーダーシップ教育の歩みと重なります。インタビュー後編では、過去11年間にわたる大学でのリーダーシップ教...
日向野幹也さん: 権限、役職、カリスマ性がなくても発揮できる 職場と学校をつなぐ「リーダーシップ教育」の新しい潮流(前編) 「リーダーと聞いてどんな人を思い浮かべますか?」リーダーシップという言葉の意味するところが、いま、大きく変わりつつあります。リーダーシップの新しい世界標準とは何か。それは身につけることができるのか。できるとすればどうすればいいのか――。前職の立教大学...
石山恒貴さん: “2枚目の名刺”が若手を育て、シニアを活性化 楽しく学ぶ「パラレルキャリア」の人材育成効果とは(後編) 本業以外にもう1枚の名刺をもって社会活動に取り組む「パラレルキャリア」ですが、日本の職場ではまだ、この新しい考え方に誤解や偏見の目が向けられることも少なくありません。インタビュー後編では、石山先生に、パラレルキャリアの具体的なメリットや活用法、企業が...
石山恒貴さん: “2枚目の名刺”が若手を育て、シニアを活性化 楽しく学ぶ「パラレルキャリア」の人材育成効果とは(前編) いま、“2枚目の名刺”を持つビジネスパーソンが増えています。本業をしっかりと持ちながら、同時にNPOやプロボノなど本業以外の社外活動に取り組み、複数のキャリアを実践する――「パラレルキャリア」という新しい潮流です。働き方やキャリア観の柔軟化を推奨する...
篠田真貴子さん: “人と企業のフラットな信頼関係”が日本を変える シリコンバレー発の新しい雇用のあり方とは(後編) シリコンバレーの勝者を支える競争力の源には、退職後も続く個人と企業との信頼関係がある――。そのトレンドを取り上げた、米リンクトインの創業者リード・ホフマンらの著書『ALLIANCE――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用』が注目を集めています。本書の監...
篠田真貴子さん: “人と企業のフラットな信頼関係”が日本を変える シリコンバレー発の新しい雇用のあり方とは(前編) かつて機能していた終身雇用モデルが崩れ、個人と企業とのパワーバランスも揺らぎつつあります。労働力人口の減少も進み、企業は求める人材を採用・確保することが難しくなってきました。個人もまた、自ら機会をとらえて成長しなければ、激しい変化と競争の時代を生き残...
佐々木かをりさん: 誤解、偏見、思い込み!? 達人が教える“本当のダイバーシティ組織”とは(後編) 質問です。 同じ社員10名の会社で、A社は10名全員が男性。B社は男性7名に女性が3名。さて、「ダイバーシティにすぐれた組織」はどちらでしょうか? 「B社」と即答した人には、インタビュー前編の熟読をおすすめします。株式会社イー・ウーマン代表の佐々木か...