職務記述書(ジョブ・ディスクリプション)の有無で「ワーク・エンゲイジメント」に差が生じる(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 職務記述書を導入することの効果検証および「ワーク・エンゲイジメント」向上のための施策を検討する際のポイントをお伝えします。
職場における温度、匂い、音等の問題(ニッセイ基礎研究所) 労働者にとって、職場における作業環境、すなわち、温度や匂い、音の問題は、心身の疲労に影響を与える要素の1つと考えられており、「ストレスチェック」に推奨されている標準的な調査票においても、職場の作業環境についての質問が含まれる。
障害者雇用の取り組みは、多様な人材・働き方を包摂した組織作りにつながる(パーソル総合研究所) パーソル総合研究所が実施した「精神障害者の現場マネジメントについての定量調査[上司・同僚調査]」および「精神障害者雇用の現場マネジメント関するインタビュー調査」の結果から、精神障害者の雇用を例にとり、障害者雇用がDEIの実現につながるのかを見ていきた...
人手が不足するなか、なぜハローワークの紹介件数は減少を続けるのか(リクルートワークス研究所) 求職者と人材を探す求人事業主に対してサービスを無償で提供しているハローワークだが、日本の労働市場が構造的な人手不足に直面するなかで、大きな変化が起こりつつある。本稿ではハローワークが直面する変化をデータで示しつつ、これからを考えるヒントを提供したい。
女性の更年期に対する職場での取り組み (マーサージャパン) 本コラムでは、プレゼンティーイズムを生む一つの要因となっている「女性の更年期」に対する取り組みについてフォーカス。更年期症状・障害は男性にも起きる。男女問わず更年期症状・障害、その他の健康問題に起因するプレゼンティーイズムへの施策検討のヒントになれば...
迫る介護の「2025年問題」 ~改正育児・介護休業法を受けて求められる企業の対応~(第一生命経済研究所) 高齢化が進行する中、介護が必要になる人口が増え、働きながら家族の介護を担う、いわゆるビジネスケアラーへの支援が大きな課題となっている。2025年には団塊の世代全員が75歳以上となり、介護需要が急増する可能性が高い。「2025年問題」として注目されてい...
プロパー・中途の違いに配慮したエンゲージメント向上施策を(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 転職経験がなく、新卒で入社した会社に勤め続けている社員(プロパー社員)と中途社員のワーク・エンゲイジメントスコアの違いやワーク・エンゲイジメントに関連する因子の違いを明らかにした上で、エンゲージメント向上施策を検討する際のポイントをお伝えします。
従業員エンゲージメントと社内コミュニケーション(ウイリス・タワーズワトソン) コーポレートガバナンスの強化、ステークホルダーとの対話、そして人的資本開示。こうした文脈において、組織の非財務指標として用いられ、昨今、以前にもまして注目されているのが、“従業員エンゲージメント”だ。なぜか。従業員エンゲージメントは、従業員満足度と何...
少子化で減り続ける若手社員~膨らむミドルシニア社員の活用が企業の課題に(ニッセイ基礎研究所) 日本全体の少子高齢化という波は、労働力人口や、正社員・正規職員人口の年代別バランスも変化させている。企業が持続可能性を高めていくためには、ボリュームゾーンのミドルシニアを十分、活用するための投資が必要ではないだろうか。
データから見る対話の「効果」とは(パーソル総合研究所) 人材マネジメントの世界において、職場で本音・本心でコミュニケーションできる「対話」の重要性が、近年とみに叫ばれている。本コラムでは、その対話の持つ効果について、最新のデータから多角的に探っていきたい。
新卒採用における2024年の大きな意味(リクルートワークス研究所) 実は2024年は近年の新卒市場におけるエポックメイキングな年であったが、あまり認識されていないようなのでまとめておく。 端的に言えば、「大手の大卒採用数が、統計が確認できるここ20年の最高値を更新した」ということだ。
伝統的な退職金制度の心理的捉え方に関する一考察(マーサージャパン) 優秀な人材がもし早期に会社を退職した場合、会社の生産性や創造性へのダメージが懸念される。退職金制度の設計者は、どんなマインドを持った社員に会社で活躍してもらいたいかを検討し、社員に好まれる制度はなにかというステップを踏んだ、制度の設計が求められる。
パワーハラスメントの撲滅は重要経営課題(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 会社員のウェルビーイングやワーク・エンゲイジメントが他の指標とどのような関係にあるかを探るため、三菱UFJリサーチ&コンサルティングは日本国内の企業に在籍する約2万人を対象とするアンケート調査を実施し、統計的見地から詳細に分析しました。パワーハラスメ...
キャリア支援としての不妊治療と仕事との両立(第一生命経済研究所) 不妊治療において企業の支援制度は整備されておらず、多くの場合不妊治療を受けていると伝えづらい状況があります。通院の頻度や精神的負担が従業員の大きな問題に。企業は、不妊治療とキャリア形成の両立を支援し、職場環境を改善することが重要です。
女性と「定年」~男性との違いに着目して(ニッセイ基礎研究所) 男女雇用機会均等法の施行から40年近く経ち、今後、定年を迎える女性が増加すると見込まれる。しかし、従来の「定年」に関する指南書は、概ね男性が想定されている。定年を経た女性のロールモデルも少ないことから、中高年女性たちの中には、定年後のイメージを持てな...
新卒入社後3年以内に離職しなかった若手社員を対象にした調査(アデコ株式会社) 新卒として入社した企業での勤務が4年目を迎えた日本全国の若手社員600人(男性:300人、女性:300人)を対象に、新卒入社後3年以内に離職しなかった理由などを尋ねる調査を実施しました。
東証プライム上場企業の2024年 夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査(労務行政研究所) 民間調査機関の一般財団法人 労務行政研究所(理事長:猪股 宏)では、東証プライム上場企業を対象に、今年の賃上げと同時期に交渉・妥結した夏季賞与・一時金について調査し、支給水準は114社、支給月数は112社の結果を集計した(2024年4月9日現在)。
高齢化社会で求められる仕事と介護の両立支援(パーソル総合研究所) 日本の高齢者は今後も増え、要介護者も増えることが予測されている。同時に、介護を理由とした離職が増える懸念があり、仕事と介護の両立実現による人材不足の緩和は、重要な課題である。
失業率、求人倍率、働き手不足……その「1人」は、本当に同じ「1人」か(リクルートワークス研究所) 多様な就業者が増加したこと、また副業・兼業やスポットワークなどの多様な就業形態が一般化しつつあることで、「人」で労働市場の状況を推しはかることが難しくなっている。そこで本稿では、より現実に即して「労働量」、これを労働時間の合計値の推移から見てみたい。
定年延長と企業年金 ~OECD・新しい資本主義実現会議の提言を受けて~(マーサージャパン) 2024年1月、経済協力開発機構(OECD)は2年に一度の対日経済審査報告書を公表し、働き手を確保する対策の1つとして定年廃止を日本に提言。OECD・新しい資本主義実現会議の提言をうけ、定年延長と企業年金について論じていく。