年金法改正 2025 企業年金分野の今後の展望 ~「企業年金・個人年金部会における議論の中間整理」を受けて~(第一生命経済研究所) いよいよ5年に一度の公的年金制度の財政検証の年度を迎えた。翌2025年の年金法改正に向け、社会保障審議会の各部会で審議が続いている。企業年金・個人年金部会でまとめられた「議論の中間整理」を参考に、今後を展望する。
国家公務員の働き方改革なるか―組織文化を変革する防衛省の挑戦(リクルートワークス研究所) 日本型組織で堅い印象がある防衛省・自衛隊が、「防衛省・自衛隊の人的基盤の強化に関する有識者検討会」をテコにして、組織文化の変革に動き出している。内部部局、陸海空の自衛隊員、合わせて約27万人を擁する大組織の脈動から、組織文化を変革するヒントを探る。
Z世代を読み解く~若手のモチベーションを高めるコミュニケーション~(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 「今どきの若手は何を考えているのか分からない」、「打たれ弱くて指導しづらい」、「訳も分からず辞めてしまう」 近年若手と接するリーダーからは、こうした意見をたびたび耳にします。若手とのコミュニケーションが重要であることは分かっているものの、具体的にどう...
人的資本経営の高度化に向けた2つの方向性(ウイリス・タワーズワトソン) 取り巻く環境の変化を受けて、人的資本経営が日本においても進展しつつある。しかし、労働力不足と人材獲得競争が今後も続くことが予想される中で、形式的な対応に留まる企業も多くみられる。本稿では、人的資本経営を実質的に高度化していくためにどのような方向性が考...
見直しが求められる転勤制度(ニッセイ基礎研究所) 本人の同意の有無にかかわらず、従業員が転勤辞令に従うことは、日本のメンバーシップ型雇用において一般的であった。しかし、近年、こうした価値観が変化している。ほぼ全ての年代で、転勤をやむを得ないと考える人は減少した。企業は、転勤の意義や在り方を見直す時期...
人事施策の効果測定(マーサージャパン) 人への投資やその開示の重要性が増している中、必要とされる人事施策は、組織開発や研修など多岐にわたります。しかし、実際に組織や従業員へどのような影響を与えているか、検証している企業は多くありません。打ち手とその効果を探るための考え方をご紹介します。
日本が本気でDE&Iを推進するときがきた ~本気のDE&Iが国民所得2.1%、雇用者報酬3.7%押し上げる~(第一生命経済研究所) 確実に労働力が不足していく日本では、多様な人材を受け入れるだけでなく、能力を発揮し生産性をあげていくことが必須となる。本気でDE&Iを推進していくために、企業の収益・成長にどのようにつながるのか、カギとなる「構造的な差別」へどのように対応するか整理す...
マネジャーの仕事の変化を「感情労働」の観点から考える(リクルートワークス研究所) マネジャーの機能不全が問題視されて久しい。筆者が認識している限り、そうした指摘がなされてからすでに20年以上の時が経過している。本稿では今日のマネジャーが置かれている状況について「感情労働」の視点から深掘りしていく。
企業や家庭の状況が変われば、管理職を希望する中高年女性は「4人に1人」まで増える~女性登用の数値目標を達成する鍵は企業と家庭にあり~(ニッセイ基礎研究所) 企業や家庭の状況が変われば、管理職を希望する女性は「4人に1人」まで増えることが分かった。本稿では、調査結果を基に、女性管理職比率の反転攻勢に向けた方向性を提示する。
2030年を見据えた「外国人新卒」の採用~企業の人材獲得競争力を高める方策~(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 人口減少や少子高齢化を背景に、企業間の人材獲得競争はますます激化していくと予想されます。 本コラムでは2030年を見据え、留学生にとどまらない「外国人新卒」[ 1 ]の採用を通じ、企業の人材獲得競争力を高める方策をご紹介します。
リテンションボーナスのグローバルでの活用動向(マーサージャパン) M&Aにおいて、ほぼ必ず懸案として挙がるのが、対象会社・事業の経営陣・重要従業員のリテンションである。今回は、2023年に収集したデータに関する初期的な調査結果について、グローバル全体での傾向をご紹介したい。
ウェルビーイング実感の四半期調査に見るファイナンシャル・ウェルビーイングと賃上げの重要性(第一生命経済研究所) ウェルビーイング学会は、日2021年第2四半期から四半期ごとに「主観的ウェルビーイング実感調査」を世界に先駆けて開始。四半期調査に見るファイナンシャル・ウェルビーイングと賃上げの重要性について解説する。
人的資本経営と退職給付:社員のエンゲージメントを向上させる「繰延報酬」としての活用法(ウイリス・タワーズワトソン) 人的資本経営を実践する企業では、社員のエンゲージメントを高めるための様々な取り組みが進められている。それらの多くは「動機付け要因」からのアプローチであることから、本稿ではこれを補完する「衛生要因(不満足を引き起こす要因)からのアプローチとして、今後の...
働き方改革の深化と探求のステージに向けて(リクルートワークス研究所) 2019年の働き方改革の政策展開から、間もなく5年が経過する。2024年は働き方改革の関連政策が全ての働く方々に適用されると同時に、働き方改革関連法が5年間でこの国の「働き方」にもたらした変化や成果を振り返る年となるだろう。
人事のデジタル化・データ活用にISO30414を活用する(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 内閣府令の改正を受け、2023年3月期決算以降の有価証券報告書から、人的資本情報の開示が義務化されました。実際の開示状況を見ると、「従業員の状況」欄で女性活躍推進法等に基づく公表情報を1~2ページ、人的資本情報を含む「サステナビリティに関する考え方及...
会社員2,000人を対象にしたLGBTQ+とジェンダー・ギャップに関する意識調査(アデコ株式会社) 日本全国の正社員として働く20代から50代の会社員2,000人(各年代男女250人ずつ)を対象に、LGBTQ+(性的マイノリティ)とジェンダー・ギャップに関する意識調査を行いました。
女性は「管理職」を目指さなければならないのか~女性のウェルビーイングの視点から考える~(ニッセイ基礎研究所) 女性は、管理職を目指さなければいけないのだろうか。この問いに対し、筆者は「管理職を目指した方が、女性自身にとってメリットが大きい」と考えている。その人なりに「キャリアアップ」と、それによる「年収アップ」を目指した方が、結果的にプラスになると思うからで...
なぜ企業はアルムナイネットワークを導入し始めたのか ~人材不足・雇用の流動化に対応する企業戦略のカギ~(第一生命経済研究所) 近年、企業の人事戦略の一つとして「アルムナイネットワーク」が注目されている。アルムナイネットワークがどのように活用されているのか、企業がなぜ導入し始めたのかなどを整理し、メリットを最大限発揮するために何が必要か論じる。