給与カットに伴う会社としての対応
弊社製造業ですが、今般の受注激減に伴い休業補償をし、社員の賃金が目減りしています。それが直接の原因ではないですが、ある社員が無断欠勤し、金融業者より督促の電話が会社に頻繁にあり結果的に退職(自己都合)させることになりました。個人の責任ではありますが、このような景気状況でもあり、会社の総務として何かする必要があるのでは(最低限教育とか?)と思っております。御教示いただければ幸いです。
投稿日:2009/02/26 15:05 ID:QA-0015323
- *****さん
- 山形県/精密機器(企業規模 51~100人)
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人事方針を決めましょう
景気悪化→賃金カット→モラール低下・・・という流れを、総務のお立場から何とかしたい、という意図でよろしいでしょうか。
まず現在の景気状況から、今後受注・業績回復は読めますか?そうであれば、なるべく社員を維持しつつ、モラール(士気)向上に、こういう時こそ研修は効果があるでしょう。
しかし一方、景気の先行きがかなり怪しく、このままズルズル業務・業容縮小の可能性も高いかも知れない、というのであれば、モラールよりも、厳しい管理体制を敷き、そこからこぼれる者は去る者は追わずで対処する、という方針もあります。
モラールアップは比較的研修も多数ありますし、講演等であまりコストのかからない演者を招いて、苦しい時でも会社がバックアップしているという姿勢を示すことで、給与以外の価値を感じてもらえることは多々あると思います。
厳しく臨む場合は、いじめて退職に追い込むような犯罪的行為ではなく、賃金カットと無断欠勤は何一つ連動が許されないことである旨を、徹底的に会社のメッセージとして伝える必要があります。倫理観の欠如という意味でのモラルハザードが職場に蔓延しますと、他のまじめな職員に被害が及びます。
いずれの方向性を取るか、経営方針にのっとりお決めになってはいかがでしょうか。
投稿日:2009/02/26 18:15 ID:QA-0015328
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