クーリング期間の扱いについて
製造派遣契約の抵触日以降、派遣社員の直接雇用を前提に対応を考えておりますが、本人が希望した場合、クーリング期間後も製造派遣として再契約することは可能でしょうか。ある派遣会社の担当者に「本人が希望しても派遣契約での再契約は認められないはず。」と言われ、判断に迷っています。よろしくお願いします。
投稿日:2008/12/16 14:32 ID:QA-0014599
- ボノボさんさん
- 長野県/食品(企業規模 501~1000人)
この相談を見た人はこちらも見ています
-
常用型派遣について いつも利用させていただいております。派遣には、登録型派遣と常用型派遣があるかと思いますが、常用型派遣は派遣元会社と無期雇用あるいは有期雇用で契約し、派遣先... [2013/12/26]
-
派遣者正規雇用について 派遣者正規雇用に必要な派遣元と派遣先の必要な書類 [2017/05/17]
-
特定派遣について 特定派遣について判らない点があります。1.派遣期間は、一般と同様なのか。2.上記に関して、派遣元で直雇用(契約・正社員)されていても同じなのか。以上2点の... [2008/06/03]
-
派遣会社との業務委託 派遣会社が業務委託した人(個人事業主)を派遣先に派遣する事は可能でしょうか? [2024/11/13]
本Q&Aは法的な助言・診断を行うものではなく、専門家による一般的な情報提供を目的としています。
回答内容の正確性・完全性を保証するものではなく、本情報の利用により生じたいかなる損害についても、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
具体的な事案については、必ずご自身の責任で弁護士・社会保険労務士等の専門家にご相談ください。
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
通称 "クーリング期間" の位置付け
■「派遣先が講ずべき措置に関する指針」に、<クーリング期間>などと呼ばれている、役務提供期間の終了と引続き同一役務の提供を受けるために、隠れ蓑的に使われていた条文があります。目を凝らして読まないと分かり難いのですが原文を引用します。
■曰く、「労働者派遣の役務の提供を受けていた派遣先が新たに労働者派遣の役務の提供を受ける場合には、当該新たな労働者派遣の開始と当該新たな労働者派遣の役務の受入れの直前に受け入れていた労働者派遣の終了との間の期間が 《 3カ月を超えない 》 場合には、当該派遣先は、当該新たな労働者派遣の役務の受入れの直前に受け入れていた労働者派遣から継続して労働者派遣の役務の提供を受けているものとみなすこと」
■法の狙いは、派遣の長期固定化の回避と直接雇用の促進を図ることにありますが、上記の指針を逆活用、《 3カ月を超える期間 》 があれば、「継続して労働者派遣の役務の提供を受けているものとみなされない」ので、これを繰返し活用すれば、期間の制限がないのと同じということになります。
■他方、派遣契約の本質は、労働者派遣を伴う 《 労働能力の提供 》 にあり、労働者個人にイニシアテイブがある訳ではありません。その点、ご引用の、派遣会社の担当者の「《本人が希望しても》派遣契約での再契約は認められないはず」というコメントは、部分的には正しいわけです。但し、《3カ月を超える中断期間》をおいて、新規契約を成立させ、《 結果的に 》、新たな労働者が、以前の労働者と同じであるというケースもあり得るわけで、これは違法行為とはならないと考えます。
投稿日:2008/12/17 12:58 ID:QA-0014609
相談者より
ご回答ありがとうございました。もう少し踏み込んだ質問をさせてください。派遣社員を、継続してクーリング期間中は直接雇用し、クーリング後に再び派遣社員に戻す行為が、本人の希望であれば認められるものなのでしょうか。よろしくお願いします。
投稿日:2008/12/17 14:58 ID:QA-0035771参考になった
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
通称 "クーリング期間" の位置付け P2
■ご本意は、《 本人に継続して業務を任せたい、ご本人もその業務を継続したい、但し、何とか派遣形態に拘りたい 》 ということのように思えますが、・・・。もしそうなら、《3カ月を超え、且つ限りなく、3カ月に近い、中断期間》という短期雇用契約を便宜的に利用することは、法的な明示禁止文言は見当たりませんが、前回の申し上げました法の趣旨に照らして、違法行為と判定されることは避けられないでしょう。
■どこまで本人に拘られるのか(本人が拘るのか)分りませんが、派遣受入期間の制限への抵触日以降直ちに、雇用契約の申込みを行い、直接雇用(便宜的でない)に切り替えられるのが、正しい選択肢だとおもいます。
投稿日:2008/12/18 15:02 ID:QA-0014633
相談者より
ありがとうございました。大変参考になりました。
投稿日:2008/12/19 08:36 ID:QA-0035779参考になった
本Q&Aは法的な助言・診断を行うものではなく、専門家による一般的な情報提供を目的としています。
回答内容の正確性・完全性を保証するものではなく、本情報の利用により生じたいかなる損害についても、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
具体的な事案については、必ずご自身の責任で弁護士・社会保険労務士等の専門家にご相談ください。
問題が解決していない方はこちら
-
常用型派遣について いつも利用させていただいております。派遣には、登録型派遣と常用型派遣があるかと思いますが、常用型派遣は派遣元会社と無期雇用あるいは有期雇用で契約し、派遣先... [2013/12/26]
-
派遣者正規雇用について 派遣者正規雇用に必要な派遣元と派遣先の必要な書類 [2017/05/17]
-
特定派遣について 特定派遣について判らない点があります。1.派遣期間は、一般と同様なのか。2.上記に関して、派遣元で直雇用(契約・正社員)されていても同じなのか。以上2点の... [2008/06/03]
-
派遣会社との業務委託 派遣会社が業務委託した人(個人事業主)を派遣先に派遣する事は可能でしょうか? [2024/11/13]
-
派遣基本契約に移籍時の紹介契約を記載することの是非 ある派遣会社の派遣基本契約で、派遣社員が派遣先に雇用される場合は、有料職業紹介の手続き(若しくは、紹介予定派遣への切り替え)をして年収50%を支払わなけれ... [2007/09/12]
-
派遣社員を契約社員として雇用したい 派遣社員本人の弊社での派遣契約期間は7月20日までとなっています。契約期間満了を待って、契約社員として雇用することは以下の条件の下で可能でしょうか?またそ... [2007/06/22]
-
労働者派遣契約にて定めるべき事項について 労働者派遣契約においては、有償であるか、無償であるかは問われないのでしょうか。労働者派遣法26条にて契約時に定めるべき事項が10項目挙げられていますが、そ... [2010/07/12]
-
派遣社員の残業・休日出勤について 派遣先が派遣労働者に残業や休日出勤させたい場合、派遣元が36協定を締結し、届けますが、派遣先と派遣元間で結んでいる契約条件(特別条項付き協定の時間)よりも... [2007/07/31]
-
派遣社員の派遣元変更について 当社で勤務していた派遣社員の方が、本人と派遣元(派遣会社A)の間の条件交渉決裂により派遣契約終了となりましたが、その後「派遣会社B」より同じ方のご紹介を受... [2006/12/28]
-
派遣社員の有休申請について 私の勤めている派遣会社から、派遣社員として派遣先に勤務している方が「今日で(派遣先を)辞める」と派遣先に直接言い、とりあえず明日から有休を使いたい、と言っ... [2023/04/17]
お気軽にご利用ください。
社労士などの専門家がお答えします。
関連する書式・テンプレート
労働者派遣個別契約書
労働者派遣の契約を締結するときに、個別に事項を定めるための契約書です。
労働者派遣基本契約書
労働者派遣契約を締結するときに、個別契約とは別に定める基本契約の例です。
書類送付状(契約書を1部返送)
契約書を送る際に添える書類のテンプレートです。
請負契約書
請負契約書のテンプレートです。フリーランスとの契約にも使用できます。