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ただ「健康増進」を唱えるだけでは届かない
健康経営を従業員のやる気につなげる
「ウェルビーイング経営」の考え方(前編)

武蔵大学 経済学部経営学科 准教授

森永 雄太さん

チームで取り組む健康増進活動でコミュニケーションが活性化し、生産性も向上

 「HHHの会」に参画した企業の取り組みで、森永先生が特に印象に残っている取り組みはどのようなものですか。

私が企業担当者の方から「最も効果を実感した」とうかがったのは、職場のコミュニケーション活性化につながったケースです。その企業では日中と深夜でシフトが分かれていて、それぞれの時間帯で勤務する従業員の間でのコミュニケーションが希薄でした。顔を合わせることが少ないため、会社としての一体感を持ちづらい、という課題を抱えていたんです。同じ時間と空間で働いていれば自然と生まれてくるはずのコミュニケーションも、そういう環境がなければうまくいくことは難しい。しかし、100日プロジェクトで用いているSNSなどを介して、「今日はこんなサラダを食べたよ」「10000歩きました」などといった健康に関する情報が交換されたことで、普段は会わない人ともコミュニケーションが活性化したのです。チームの作り方次第でそれぞれの職場が抱える問題を解決することができる、ということですね。

森永雄太さん 武蔵大学 経済学部経営学科

 実際に従業員が健康を強く意識したり、運動をしたりすることで、やる気や生産性の向上にもつながっていったのでしょうか。

はい。初期的な分析ですが、大きく分けて三つの傾向が見られました。一つ目は、「職場の仲間と協力しよう」というモチベーションが高まったこと。チーム活動によって、周囲の仲間を助けようという思いが生まれました。二つ目は組織への愛着、チームへのコミットメントが高まったこと。これは従業員の心理的な健康につながると考えています。そして三つ目は、自分自身で仕事に創意工夫を加えたり、社内ネットワークを新たに作ったりするなど、ジョブ・クラフティングともいえる主体的行動が生まれたこと。従業員が「求められていること以上」に取り組むようになったのです。

当初は「100日プロジェクト」に参加することで、「自分の役割内の行動をおざなりにするのではないか」という心配もあったのですが、質問の回答を見ると役割内の行動をしっかりとこなしつつ役割外のことにも取り組む、という結果になりました。チームで健康習慣に取り組むことが職場の活性化にもつながったと言えます。

 一人ひとりの生産性が高まっているということですね。

そうですね。先ほどもお話したように、職場でのコミュニケーションにおいてもプラスの効果が得られました。「日ごろは業務外のことを話しにくい」「上司に質問があっても切り出しにくい」と感じている従業員や、コミュニケーションが活発でない組織に大きな変化が見られたのです。

経営陣が同じようにチームに加わっていたところでは、部門間だけでなく、縦の階層でも非日常の会話が生まれていました。そうした関わりがメンバーシップを高めることにつながったのだと思います。メンタルヘルスを考える上では、「上司とのコミュニケーションが円滑になった」という部分も大きいでしょう。

 特に若い人の場合は「自分は健康だ」という意識があり、健康に関する取り組みに参加してもらうのは、なかなか難しいように思います

それは今回、一番難しさを感じた部分ですね。私は100日プロジェクトの後に3社へヒアリングしたのですが、「若手の参加率が低い」「健康に対する意欲は年長者に比べて低い」という声を聞きました。そのままの生活スタイルでは病気につながる恐れがあっても、「今のところは健康」と考える人が多い。会社が健康に関する情報を発信しても、「自分には関係ない」ととらえているのでしょう。「健康」という言葉を、「病気ではない状態」だと考えているのかもしれません。企業はそのように認識されることのないよう、ここでいう「健康」が「中長期的に生産性を落とすことなく働けること」であると発信する必要があります。先ほどの結果にも出ていたように、社内でしっかりとコミュニケーションが取れていること、適切に人間関係を築けていることも従業員の健康につながります。それを理解してもらうためには、コミュニケーションがますます重要になっていくはずです。

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ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ぼけ)
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