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テレワークは男女の家事・育児の分担を変えるのか

リクルートワークス研究所 大谷碧氏

テレワークは男女の家事・育児の分担を変えるのか

Covid-19の影響で多くの人が働き方の変化に向き合うことになってから1年が経過しようとしている。さまざまな変化があったが、中でも、テレワークの急速な普及は、個人の生活における時間の使い方にも大きな変化を及ぼしただろう。また、一時期は学校などの教育機関が休校になり、学齢期の子供の自宅滞在時間が長くなったことなどから、育児にあてるべき時間が増えた可能性がある。それだけでなく、家にいる時間が長いからこそ、さまざまな細かい家事が増えた可能性もある。そこで、リクルートワークス研究所により2020年7月に実施された「第2回仕事と生活に関わる変化に対する調査」から、共働きの夫婦(※1)におけるテレワークと家事・育児時間の分担の関係について考えてみたい。

まずは、働く配偶者のいる正規職員の男女について、テレワークの有無に関係なく、平日に家事・育児に費やす時間をみた。男性は1.27時間であるが、女性は3.23時間と男性の約2.5倍となっている(図表1)。テレワークにより在宅時間が長くなると、家事・育児時間が長くなるかもしれない。そこで次に、テレワークの有無別にみてみよう。

図表1:平日の家事・育児時間(男女別、平均時間)
平日の家事・育児時間(男女別、平均時間)

(注)集計対象は働く配偶者のいる正規の職員・従業員。
休業者と平日の労働時間が0時間の者は集計対象から除いた。

テレワーク有無別にみても、女性の方が家事・育児時間は長い

先ほどと同じ対象者の家事・育児時間について、週1日以上の終日テレワーク(※2)有無別にみてみると、男性はテレワークをしていると1.32時間となり、していない男性(1.22時間)よりごくわずかだが家事・育児時間が長くなっている。

一方、テレワークをしている女性の家事・育児時間は3.11時間と、していない女性(3.45時間)より短くなっている(図2)。ただし、女性はテレワークをしているときとそうでないときの両方で、男性よりも家事育児時間は長く、男女間の差はほとんど縮まっていない。

家事・育児時間は配偶者の状況にも左右されるかもしれない。たとえば、夫婦の片方がテレワークをしておらず、もう片方がテレワークをしているのであれば、テレワークをしている方の家事・育児時間が長いかもしれない。また、夫婦ともにテレワークで働く場合はどのようになるだろうか。そこで更に、配偶者のテレワーク状況との掛け合わせで見てみよう。

図表2:終日テレワーク有無別の平日の家事・育児時間(男女別、平均時間)
終日テレワーク有無別の平日の家事・育児時間(男女別、平均時間)

(注)集計対象は働く配偶者のいる正規の職員・従業員。
休業者と平日の労働時間が0時間の者は集計対象から除いた。

夫婦ともにテレワークをすることで、家事・育児の分担が進む可能性

図表3の集計結果は一部n数が少ないため参考程度となるが、夫婦ともにテレワークをしているとき、女性は家事・育児時間が短く(2.99時間)、男性は長い(1.43時間)傾向がみられることから、双方がテレワークをしているときに家事・育児の分担が行われている可能性がある。どちらか片方のみがテレワークの場合は、テレワークをしている方が家事・育児を担うというより、女性に負担がかかる傾向がみられる。

たとえば、女性本人がテレワークなしで配偶者はありのとき、女性の家事・育児時間は3.61時間と長い傾向であり、逆の組み合わせ(女性本人がテレワークありで配偶者はなし)についても同様の傾向(3.36時間)といえる。男性については、男性本人がテレワークなしで配偶者はありのときは1.21時間、男性本人がテレワークありで配偶者はなしとのときは1.17時間と、どちらも家事・育児時間が短い傾向である。本人と配偶者の双方がテレワークなしの場合も同様の傾向といえるだろう。

図表3:配偶者の終日テレワーク有無別、平日の家事・育児時間(男女別、平均時間)
配偶者の終日テレワーク有無別、平日の家事・育児時間(男女別、平均時間)

(注)集計対象は働く配偶者のいる正規の職員・従業員。
休業者と平日の労働時間が0時間の者は集計対象から除いた。

夫婦ともに在宅勤務の場合は、女性が男性に家事を頼みやすくなったり、男性も自らまたは頼まれて家事を行ったりする場面が増えるのかもしれない。とはいうものの、それでも女性の家事・育児の負担が大きい状況は依然として変わらない。今後更にテレワークが進んだときに、男女間の家事・育児の分担がどのようになるか引き続き注視していきたい。


(※1)同調査には配偶者の雇用形態の詳細についての情報は含まれていないため、ここでは配偶者の雇用形態は問わず働く配偶者がいる者を共働きの夫婦としている。また、本文中に配偶者と記述がある部分については、調査上は「配偶者またはパートナー」と記してある。

(※2)終日テレワークとは、その日の仕事の数時間のみをテレワークとして働くのではなく、その日の仕事全てをテレワークで働くことを指す。

リクルートワークス研究所

リクルートワークス研究所は、「一人ひとりが生き生きと働ける次世代社会の創造」を使命に掲げる(株)リクルート内の研究機関です。労働市場・組織人事・個人のキャリア・労働政策等について、独自の調査・研究を行っています。
https://www.works-i.com/

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