子どもの夢は親次第?
アイデム人と仕事研究所
岸川 宏(きしかわ ひろし)
働く親への憧れ
働くことが楽しみでなければ、希望も持てなくなります。現在の小学生はどのように感じているのでしょう。働くことを楽しみにしている子どもは「楽しみ」21.6%、「どちらかと言えば楽しみ」53.4%で、あわせて75%の子どもが楽しみと感じています。多くの子どもが「楽しみ」と答えているところには、安堵感を憶えます。
働く親への憧れ
次に、親の働く姿について聞いた結果を見ます。
- 「あんな大人になりたい」14.4%、「どちらかと言えばなりたい」33.8%
- 「あんな大人になりたい」14.4%、「どちらかと言えばなりたい」34.4%
(前提として、親が子どもに質問し、代理回答ということになっていますので、親の目の前で、なりたいとか、なりたくないとかは答えにくいということはありますが)
「なりたい」と答えている子どもは、父親、母親ともに半分以下。なんとも、微妙な結果です。
人事の専門メディアやシンクタンクが発表した調査・研究の中から、いま人事として知っておきたい情報をピックアップしました。