賞与の回数のメリットデメリットにつきまして
現在、弊社では賞与が年2回の支給になっています。
業績変動のイメージを全社で持つことを目的に、Q毎の実績から年4回の賞与支給に転換する方向で検討を進めています。具体的なシミュレーションはまだ行っていないのですが、社会保険の料率の面からコスト面からもメリットが出るようなイメージを持っていますが、4回に賞与の回数を増やして、給与扱いに変更になった場合の財務面のメリットが出る場合、デメリットになる場合など注意点をご教授願えますか?
投稿日:2020/12/28 18:05 ID:QA-0099519
- 人事金太郎さん
- 東京都/その他業種(企業規模 101~300人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
格別な事由がなければ現状維持をお薦め
▼賞与支給を、年2度から、4半期に毎に変更することのプラス・マイナスは、穿れば、色々、出てくると思いますが、支給の後始末が終わったら、息つく間もなく、次回賞与査定に準備が目の前にやってきます。
▼支給される社員の意見は分かりませんが、賛成多数となるとも思えません。格別な事由があれば別ですが、さもなければ、現状維持をお薦めします。
投稿日:2021/01/04 10:16 ID:QA-0099539
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、年4回の賞与支給になれば社会保険上の賞与額には算入されませんが、逆に標準報酬月額の計算には含まれる事になりますので注意が必要です。
また財務面でのメリットにつきましては専門外ですので詳しくは存知上げませんが、人事労務面でいえば、仮に年4回への移行で賞与の減額の方が多く生じるようであれば従業員のモチベーションを下げる事になりかねませんので慎重に対応されるべきでしょう。
投稿日:2021/01/04 11:18 ID:QA-0099545
プロフェッショナルからの回答
人事的視点
財務については専門外ですが、人事的には評価期間の短縮によるご提示のような成果と報酬のリンク強化が良くも悪くも可能になります。成績が良い者にとってはメリット、悪い者にとってはデメリットが多いので、適者生存型のふるい落としに使うならメリットといえるでしょう。短期的成果はともすれば長期的には逆行することもあり得ますので、貴社ビジネスの状況で判断すべきでしょう。
投稿日:2021/01/04 20:19 ID:QA-0099568
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