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日本と海外の稼働日数の違いによる待遇の件

この度弊社で、日本での実働日数と海外での実働日数に差が出ており、
この差を埋める待遇が必要かどうかの検討をすることになりました。

現在は、海外で仕事をする場合は、現地の休日に合わせるようにしておりますが、
祝日の違いはあっても、土日休暇であるのでそれほど問題ではないかと感じております。

しかし、タイの現地法人の生産(工場)の場合、土曜日出勤(稼働)があり、
同じタイの営業メンバーと待遇差があるのではないか、という声も上がってきております。

このような場合は、待遇面でその差を埋める手出てをしているのでしょうか?
また、待遇面の他で手立てをしているのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

投稿日:2014/08/29 12:11 ID:QA-0060025

*****さん
大阪府/化粧品(企業規模 501~1000人)

プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答3

プロフェッショナルからの回答

小高 東
小高 東
東 社会保険労務士事務所 代表(特定社会保険労務士) 

日本と海外勤務について

まず、待遇差について、タイの営業メンバーというのは日本人でしょうかあるいは、
現地の方でしょうか、あるいは日本から出向等で言ったメンバーなのかにもよります。

別法人でなおかつ現地法人であれば、そこと日本の法人とは、待遇差が
あってもおかしくはありません。労基法も海外法人には適用されません。

日本法人から海外法人に出向等する場合には、不利益とならないよう
配慮する必要があるといえます。

投稿日:2014/08/29 15:12 ID:QA-0060032

相談者より

ご回答いただき、ありがとうございます。
また言葉が足らずに申し訳ありません。
日本法人からタイの海外法人に出向になっているメンバーのことになります。
出向になっているメンバー同士で、生産部門と営業部門で差があるようです。
やはりそれぞれに不利益にならないように配慮する必要がありそうですね。
ありがとうございました。

投稿日:2014/08/29 16:33 ID:QA-0060034大変参考になった

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プロフェッショナルからの回答

服部 康一
服部 康一
服部賃金労務サポートオフィス代表

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

文面の待遇格差につきましては、法律上は現地労働者と比べるのではなく、当人の日本での労働条件と比較される事が求められます。

こうした点に関しましては、そもそも海外出向を命じた時点で会社側からきちんと説明を行い、生じる格差につきましては何らかの補填措置を行われるべきといえます。海外勤務の方が勤務日数が減る等労働者にとって有利になる場合は特に措置は不要ですが、逆に不利となる場合ですと、特別休暇を与えたり、或は休日勤務分の賃金を特別な手当として支給したりする等で対応されるのが妥当な措置といえます。そのような措置がどうしても困難の場合ですと、労働条件の変更について当人の同意を得た上で勤務してもらうことが求められます。

投稿日:2014/08/29 20:52 ID:QA-0060043

相談者より

ご回答いただきありがとうございました。
大変参考になりました。

投稿日:2014/09/01 08:59 ID:QA-0060061大変参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

増沢 隆太
増沢 隆太
株式会社RMロンドンパートナーズ 人事・経営コンサルタント

待遇

日本国内であれ、営業部門と生産部門が完全に同じ基準で給与設定をしているケースは無いのではないでしょうか。業務により条件や給与は違うのが普通ですから、日本からタイに赴任する際に、その方の給与や出張(転勤)の提示と同時に手当等の調整がなされていれば、同じ日本人であっても、現地での営業を担当する方と差があるのは当然のように感じます。逆に労働・勤務条件が違うにもかかわらず、同じ(=不利、損)条件で勤務をしているなら、本人は気にしていないか、逆に秘めた不満を持っている可能性がありますので、本人の意向も調べる必要はあるかと思います。

投稿日:2014/08/29 23:45 ID:QA-0060050

相談者より

ご回答いただきありがとうございます。
確かに業務による条件の違いはあり、それも当初説明をしておりますが、働くうちにそういった声が上がってきたようです。本人の意向を確認してみる必要がありそうですね。
ありがとうございました。

投稿日:2014/09/01 09:03 ID:QA-0060062大変参考になった

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ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。



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