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業績連動型賞与について

弊社は春闘時、労使協定により賞与の年間支給月数を決定しています。このたび社長から業績連動型賞与導入を検討するように指示がありました。色々とネット等で調べたり、自社の状況を鑑みた(案)を考えてはおりますが、四苦八苦、試行錯誤しております。何か良い知恵、良いアドバイス、また具体的な他社事例などがありましたら、お知恵を拝借したく投稿させて頂きました。よろしくお願いいたします。

投稿日:2005/09/15 11:54 ID:QA-0001988

*****さん
石川県/輸送機器・自動車(企業規模 101~300人)

プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答3

プロフェッショナルからの回答

川勝 民雄
川勝 民雄
川勝研究所 代表者

業績連動型賞与について

■一概に、業績連動型賞与といっても、経営者によってな同床異夢な部分があります。数値事例の使用は難しいので、イメージの具体性に限界があることをご承知頂いた上で、一つの手法を紹介します。ステップの一つである、個人成果の評価をとってもシッカリしたシステム的インフラがなければ、難しいでしょう。以上、承知の上で以下をご参照下さい。業績連動型賞与制度では、① 賞与の支給原資の決定・計算 ② 個人成果の評価 ③ 部門業績の評価 ④ 支給額の配分計算が必要になります。
■支給原資の基準としてはさまざま考えられますが、一般には経常利益が多いようです。又、キャッシュフローの要素を加えた方が望ましいが、ここは企業ごとに決めてもらうしかありません。支給原資の計算にあたっては、法定福利費も考慮すべきです。徴収基準の年収ベース化に伴い、負担率が増加します。支給基準額から法定福利費を控除した額を支給原資とすべきです。支給原資は、個人成果分と部門業績分とに分割します。分割された原資の中でそれぞれの支給額を配分計算していくわけです。
■成果配分型賞与制度を導入する場合には、従前にも増して評価の重要性が高まります。評価が直接、報酬の多寡に結びつくので、評価に対する納得性をできるだけ確保しなければなりません。望ましい評価制度は、その企業の規模や業種・業態、経営者のマネジメント・スタイルなどによりまちまです。但し、最低限、評価者による評価ブレの回避や、評価結果の本人へのフィードバックは欠かせません。
■部門業績の評価は、業績連動型賞与に特有の問題ではなく、評価指標についても、一概に決められるものでもありませ。評価指標の例としては、貢献利益の予算達成度やEVA、運転資本の回転率など、複数の組み合わせが考えられます。管理部門については、全社の評価の平均を用いるケースも多いようです。いずれにせよ、期初に評価基準を定めておくべきことは言うまでもありません。
■支給原資、個人評価、部門評価が決まったら各人別に支給額の配分計算をします。配分計算は、評価をポイント換算し、支給原資を全社員の総ポイントで割ってポイント単価を算出することにより行ないます。このポイント換算という手法により、原資管理と業績連動配分の両立を実現することが可能になるのです。

投稿日:2005/09/17 13:42 ID:QA-0002021

相談者より

ご丁寧なアドバイス、誠にありがとうございました。無知な私にしたらハイレベルなアドバイスをお読みして、今テーマの難しさを改めて痛感し認識を新たにした次第です。取りあえずあれから経常利益と営業利益を基にした支給変動比(案)を作成してみましたが、このアドバイスを拝見して、テーマ取組みの厳しさを痛感しました。

投稿日:2005/09/17 16:02 ID:QA-0030797参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

斉藤紀夫
斉藤紀夫
有限会社ライフデザイン研究所 代表取締役

業績連動型賞与の意味

・従来の賞与は、「賞与は出てあたりまえ」という考え方でした。
・今回のご相談内容を拝見すると、「賞与は出てあたりまえ」という考え方を変えることが主眼のように思えます。
・半期ごとの「仕事の成果」と「業績」がどのように連動しているのか。
・支給されている「賞与」と「仕事の成果」のバランスはどうか。
・このような「しくみ」「システム」を考えるのがポイントのように思われます。
・あまり詳細な設計をされずに、まずはおおまかな「しくみ」を考えて、提示し、実行されたらいかがでしょうか。

投稿日:2005/09/20 19:06 ID:QA-0002032

相談者より

アドバイスありがとうございます。
おっしゃるとおり、「賞与は決まった支給月数が出て当り前意識から、会社が儲からないと出ないと言う意識改革と併せて、必要経費の見直しがトップの狙い?」と私としては感じている次第です。
取り急ぎあれから即、営業利益に連動した賞与支給月数(案)をたたき台として出しましたが、トップとしてはあくまでも経常利益連動にこだわっている気配でした。

投稿日:2005/09/21 13:07 ID:QA-0030801大変参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

斉藤紀夫
斉藤紀夫
有限会社ライフデザイン研究所 代表取締役

経常利益連動の賞与

ABC会計の考え方が好きです。
ABCはアクティビティ・ベースド・コスティングの略です。
コストの算出は、アクティビティ、つまり「日常の活動」を基準とするものです。
良い活動をすれば、コストもさがり、営業利益・経常利益が大きくなるという考え方です。
良い活動には、将来への種まきとなる活動も当然含まれなければなりません。
単年度の利益をあげるために、この「将来への種まき」を削ってしまう企業が多いのには驚かされます。
賞与支給月数はシンプルにすると、ステージ別・能力等級別の評価ランクによる「支給額」に置き換えられそうです。

投稿日:2005/09/21 16:20 ID:QA-0002045

相談者より

 

投稿日:2005/09/21 16:20 ID:QA-0030807参考になった

回答が参考になった 0

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