国内勤務社員の住民票の海外異動について
いつも参考にさせて頂いております。
さて本日は表題の件でご相談させて頂きたくお願い申し上げます。
該当社員は日本国籍（配偶者は外国人）で現在も弊社に勤務しております。 よって当然居所は日本に存在しております。
ところがご家庭の事情で2007年末に国外へ住民票を異動してしまったとのこと。つまり弊社としては1月～3月までの給与を日本に住民票のない社員に対して支給したことになります。 税法上は住民票が国内になくても居所が日本国内であれば”居住者”と認識され、税控除がされ、健康保険上も特段問題ないと理解しています。
税法上は問題ないとしながらも会社としては”住民票が日本国内にない＝非居住者”を雇用していることに問題があるのではないかと懸念しております。（就業規則上は雇用の条件に”住民票が国内であること”などは明記していません。
ついてはご専門家のご意見を賜りたくお願い致します。
投稿日：2008/03/12 14:54 ID：QA-0011746
- *****さん
- 東京都／その他業種（企業規模 101～300人）
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
このような実態にそぐわない住民票異動措置の是非については専門外にて存じ上げませんが、少なくともこの方の就労に関しまして何か会社側に問題が発生することは無いものといえます。
形式上住民票は国外に移してもずっと日本に居住している日本国籍の方であれば、外国人扱いされ就労自体が認められないといったことは実態判断からしましても考えられないといえるでしょう。
私の知る限り特に法的規制も見当たりませんので、雇用を続けることで人事管理上問題となることは無いといえますし、逆に住民票異動を理由に解雇するといった措置の方が問題であるというのが私共の見解です。
投稿日：2008/03/13 23:58 ID：QA-0011767
相談者より
服部先生、ご専門外のところご丁寧なご回答を頂きありがとうございました。 会社側に問題が発生しないとのご回答、安心いたしました。 ご本人へは住民票を再度日本に戻るすことは可能かも含めてフォローをしていきたいと存じます。 ありがとうございました。
投稿日：2008/03/18 11:55 ID：QA-0034721大変参考になった
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