働きやすさを求めるのは、辞めたくないから?
最多は、過去3年間の新卒採用者数・離職者数
企業は若者雇用促進法に関連した情報の何を公表しているのでしょうか。2018新卒採用に関する企業調査(2017年2月1日状況)では、企業に
の七つの情報について、採用HPや求人票等で情報提供・公表している項目を聞いています(図3、複数回答)。
最も多かったのは「過去3年間の新卒採用者数・離職者数」で36.6%、次いで「過去3年間の新卒採用者数の男女別人数」33.7%、「平均勤続年数」32.9%、「前年度の有給休暇の平均取得日数」23.8%となりました。
■図3:採用ホームページや求人票で情報提供・公表しているもの(複数回答)
同じ項目の中で学生側が公表を求めている情報はどれなのか、2018就職活動に関する学生調査(2017年3月1日状況)で学生に3位まで順位をつけてもらいました(図4)。
1位を3点、2位を2点、3位を1点として集計したこところ、最も点数の高かった項目は「過去3年間の新卒採用者数・離職者数」の1.57点、次いで「前年度の月平均“所定外労働時間(残業時間)”の実績」1.09点、「前年度の有給休暇の平均取得日数」0.88点、「平均勤続年数」0.81点となりました。
■図4:企業に公表してほしい情報:前年調査との比較
人事の専門メディアやシンクタンクが発表した調査・研究の中から、いま人事として知っておきたい情報をピックアップしました。