記事 女性の活躍の土台を築く「男女間賃金格差の解消」 「女性版骨太の方針」と言われる今年の「女性活躍・男女共同参画方針」原案に、新たな目標が追加され、6月5日の男女共同参画会議で提案された。今年の女性版骨太の方針では、男女間の賃金格差を公表する対象企業を拡大することも検討されている。
記事 変わるインターンシップ 2022年6月に文部科学省、厚生労働省、経済産業省は、「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」を一部改正した。これにより、今年度以降、インターンシップの在り方は変わっていく予定だ。
記事 企業における女性の健康支援策の利用実態と推進に向けた課題 健康経営に対する関心の高まりの中で、女性の健康政策への関心も高くなっている。企業において、女性の健康支援が注目される背景と、女性の健康支援策の利用実態、および推進に向けた課題を紹介する。
記事 大学卒女性の働き方別生涯賃金-正社員で2人出産・育休・時短で2億円超 政府が2013年に成長戦略として「女性の活躍」を掲げてから10年近くが経過した。未だ多くの領域に是正の求められる男女差が存在し、課題は残存しているものの、今後とも「女性の活躍」推進が期待される中で、女性の経済力が日本経済に与える影響は一層、増していく...
記事 男性の育児休業取得に向けた「企業」に必要な視点-企業は就業規則における制度設計や職場内理解の醸成を、男性も育児知識の必要性、育児時間は労働時間の抑制がカギ-(ニッセイ基礎研究所) 本稿では、育児・介護休業法の改正に伴い、新設された産後パパ育休と男性の育児休業制度について概説し、現状と課題を整理し、企業に求められる視点について整理した。
記事 企業のアルムナイネットワークは日本でも導入が進むのか -「去る者日々に疎し」から拡張された人的資本への再定義 未だに多くの企業の雇用慣行は新卒一括採用で定年まで勤めあげることが主流であり、転職で企業を離れた社員の出戻りは珍しいのではないだろうか。先進的な企業においては、アルムナイ制度の整備が進んでいる。保守的と言われる我が国金融業界における導入状況を確認し、...
記事 定年後の働き方とこころの健康の関係 定年後の働き方の違いは、人々のウェルビーイングにどのような影響を与えるのだろうか。本稿では、定年後の働き方の違いがこころの健康にどう影響するかを、ニッセイ基礎研究所が定年直前直後の年齢の正社員/公務員/元正社員/元公務員を対象に行った独自の調査を用い...
記事 定年後の働き方と幸福度の関係 定年延長の議論が進んでいるが、長く働き続けることは人々の幸福度を高めるのだろうか。本稿では、定年直前と定年直後の人を対象とした独自アンケート調査を用いて、定年後の働き方の違いの幸福度への影響を捉えることを試みた分析結果を紹介する。
記事 不妊治療を取り巻く企業の実態とは?-制度導入企業は19%、治療内容や利用目的を限定しない休暇・休業制度の導入を- 不妊治療を取り巻く企業の実態について明らかにし、企業側に必要な制度について考察した。不妊治療と仕事の両立体制に関する企業の実態調査からは、不妊治療特有の頻回な通院に受診時期が読めずに調整が図れないことなどが、両立体制を築く上での困難要因となっている。
記事 ワーク・エンゲイジメントと生産性のパネル分析~ワーク・エンゲイジメントと生産性 経済産業省では、健康経営度調査で、これまで収集していなかったワーク・エンゲイジメント等従業員の業務パフォーマンスについても現状の把握と向上に向けた取り組みの推進をはじめている。本稿では個人の特性を考慮するため、2020~2022年の3回にわたって「被...
記事 ワーク・エンゲイジメントと生産性の単年分析~ワーク・エンゲイジメントと生産性 経済産業省では、健康経営度調査で、これまで収集していなかったワーク・エンゲイジメント等従業員の業務パフォーマンスについても現状の把握と向上に向けた取り組みの推進をはじめている。ニッセイ基礎研究所が2019年から実施している「被用者の働き方と健康に関す...
記事 健康経営に関する取り組み効果の可視化に向けた動向~ワーク・エンゲイジメントと生産性 健康経営が注目されるようになり、2021年度の健康経営度調査への回答法人数は過去最多となった。経済産業省では、健康経営度調査で、これまで収集していなかったワーク・エンゲイジメント等従業員の業務パフォーマンスについても現状の把握をはじめている。本稿では...
記事 社会保障から見たESGの論点と企業の役割-法定率のクリアだけで十分?障害者雇用を再考する 近年、企業経営や投資の世界では「ESG」 という言葉をよく目にします。筆者は「ESG」の「Social(社会)」について、高齢者ケアや障害者への配慮なども含めて、もっと幅広く考える必要性も感じています。今回は障害者雇用を巡る論点を考察し、ESGの「S...
記事 社会保障から見たESGの論点と企業の役割-試金石となる?障害者の合理的配慮義務化に向けた対応 近年、企業経営や投資の世界では「ESG」 という言葉をよく目にします。筆者は「ESG」の「Social(社会)」について、高齢者ケアや障害者への配慮なども含めて、もっと幅広く考える必要性も感じています。今回は企業に対して、障害者への合理的配慮の提供を...
記事 コロナ禍で職場1~2年目の20代の仕事や職場への考え方に変化はあったか コロナ禍でテレワークなどが増加したが、これまでオフィスで働くことが多かった職場においては、業務にまだ慣れていない、特に若い従業員の育成が課題となり得る。本稿では、ニッセイ基礎研究所WEBアンケートの結果を使って、2021年調査における職場1~2年目の...
記事 働き方改革と健康経営-労働者の健康改善と生産性向上につながる「真の働き方改革」の実施を- 政府は近年、働き方改革に積極的な動きを見せている。大きな理由の一つは、長時間労働の改善だ。長時間労働は、重大な健康障害を引き起こす可能性がある。今後、企業が働き方改革を実施する際には、労働者の健康や生活の満足度向上も考慮する必要がある。
記事 女性活躍を支援するための女性の健康管理対策の充実を 女性活躍推進法の施行以降、女性の労働市場参加は増えた。しかし、「健康」という視点からは、未だサポートや社会の認知理解が十分ではなく、実際に働きやすい環境になっているとは言い難い。女性がより元気に活躍できる社会を構築するためには、女性特有の健康課題に対...
記事 外国人就労政策の行方-特定技能の受入れ拡大を巡る議論 2019年4月の「出入国管理及び難民認定法」施行から2年が経過し、新たに創設された在留資格である、特定技能の見直しを行う時期にあたる。特に注目されるのは、特定技能「2号」の扱いだ。現在、その対象業種拡大についての検討が進められている。本稿では、対象業...
記事 緊急事態宣言の解除後もオフィス回帰の動きは緩やか-東京のオフィス出社率指数の動向 2021年9月30日に緊急事態宣言が解除された後も、オフィス回帰は勢いを欠いている。ニッセイ基礎研究所とクロスロケーションズが共同開発したオフィス出社率指数をもとに、オフィス再構築の動きやエリアごとの傾向を探る。