複数賃率表を専任職に広げるには
お世話になります。
当社では現在給与制度の改訂を検討しております。新しい制度は、社員にわかりやすい内容とすること、賃金テーブルは複数賃率表を基本にしようと考えております。一方で社員の役職が上がるにつれて管理職になる者と他部署への異動が難しく長年一般職で同様の仕事をしている者ものもおります。両者に同じ賃金テーブルを適用するのはおかしいという問題も出てきました。よってこれまではなかった専任職を設け、管理職と専任職は賃金テーブルを分けようと考えました。しかしながら複数賃率表を説明した著作を読んだところ、どれも一本化したものしか載っておりません。入社当初は一本化したものでも2級・3級と等級が上がるにつれ本人が管理職と専任職のどちらかのコースを選択し、それに合った賃金テーブル(複数賃率表)を作るにはどのように考えたらよいか具体的にご教示いただきたいと思います(専任職のテーブルは管理職のものより80%や70%の額になるものと考えております、著作のご紹介でも結構です)。宜しくお願い申し上げます。
投稿日:2015/09/09 06:56 ID:QA-0063525
- ゴマさん
- 宮城県/鉄鋼・金属製品・非鉄金属(企業規模 51~100人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
単に管理職と専任職を別テーブルにされるという事でしたら、難しく考える必要はございません。単に賃率表をもう一つ追加作成されるだけでよいはずです。すなわち、今ある賃率表をベースとしましてレンジを少し狭める等微調整を行えば出来るはずです。
但し、当人の低い業績等によって管理職に昇格しない方に関しましては、上位等級に上げない措置によって同一テーブルで十分対応可能といえます。つまり、人事評価をきちんとされて賃金決定にリンクさせる事の方が重要といえますので、文面の主旨であれば敢えて別テーブル化される必要性は乏しいというのが私共の見解になります。
投稿日:2015/09/10 18:00 ID:QA-0063543
相談者より
ご回答ありがとうございます。専任職用の賃率表につきましては、何か根拠となるものがほしいと考え、そのような内容の書籍を知りたいと思っておりました。管理職には上がらないとのことで別途用意するほどではない旨、よく理解できました。
投稿日:2015/09/10 19:17 ID:QA-0063547大変参考になった
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