取締役の退任後のあいさつ回りなどの受傷時対応について
いつもお世話になっております。
標記の件につきまして、今回の株主総会で任期満了による退任となる取締役がおります。
営業管掌のため、取引先様へのあいさつがありますが、先方との調整ができず、日程としては退任後に接待とあわせて予定することになりました。
この場合、相手あってのことですので、応分の費用負担はやむをえないと思いますが、その時にケガをしてしまった場合の取り扱いは本人負担になると思います。
日程としては、退任後のことですし、日時・目的(簡潔に)・「傷害保険は期間満了となっていますのでケガにご注意ください」として表示した書式を作って届出をもらおうと考えています。
方向性の違う点や留意点をご教示いただけますようお願いします。
よろしくお願いします。
投稿日:2014/06/11 19:23 ID:QA-0059203
- *****さん
- 東京都/紙・パルプ(企業規模 101~300人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
法律問題
本件は御社の利益を守るためであれば、ご提示のような条件を突き付けても良いかと思いますが、それに元取締役の方は納得されるのでしょうか。全員で引き継ぎをお願いするにしては、一方的な会社の要求だけのように受け取られ、感情を害されては、貴重な営業の顔つなぎという一番の目的を損ないかねないことを危惧いたします。もし危険がともなうような行為が発生するのであれば、(現実問題としては自動車の運転などがあり得ます)掛け捨て保険など用意する手もありますし、法律問題ではなく、会社とその方との関係性の問題をどう対処するかという問題かと思います。
ただし人事部門として、ご提示のリスクを経営者に具申するのはとても意義深いと思いますので、問題点の指摘をし、判断は経営者に仰いではいかがでしょう。
投稿日:2014/06/11 22:13 ID:QA-0059210
相談者より
早速ありがとうございます。
正直に申し上げまして、どういう事情で退任後にスケジューリングしたのか、お尋ねしても「それぞれの事情」というばかりで解釈に悩んでいます。取締役の任期には内規があり、今年度がその年に当たるのであらかじめの認識もあり、また、内定も2ヶ月前には社長から通知していたという背景もあります。通常のお取り引きの営業担当が交代するのとは訳が違うのは衆目一致するところですが、それでも交替となる新任もいるわけですし、けじめというか締りのないイメージを全社に与えてしまいかねず悩んでいました。
悩ましいで悩んでばかりいても仕方がないのですが、何かよい方法がありましたらご教示いただけますと幸いです。
投稿日:2014/06/12 08:42 ID:QA-0059217参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件に関しましては、会社独自の傷害保険とお見受けいたします。そうであれば、特に決まった形式等はございませんので、ご認識の通り簡潔な書式でもよいでしょうし、保険の件について別途取り決めがあり当人も内容についてご存知という事であれば、必ず作成しなければならないものでもないでしょう。むしろ書式等の体裁よりも、当人が保険適用について正しく理解しているか確認される事が重要といえます。
投稿日:2014/06/11 22:29 ID:QA-0059211
相談者より
ありがとうございます。
立場のある方の交替ですので、それぞれの事情はやむなしという解釈はありつつ、一方であらかじめ本人あてに満了退任の旨の通知はなされているので、何でもあり感を周囲に与えかねず方法を探っていました。
カドを立てず、でもイレギュラーであることを認識する方法がありましたらご教示いただけますと幸いです。
投稿日:2014/06/12 08:48 ID:QA-0059218参考になった
プロフェッショナルからの回答
再度お答えいたします。
ご返事下さいまして有難うございます。
「カドを立てず、でもイレギュラーであることを認識する方法がありましたらご教示いただけますと幸いです。」
― ご質問の件ですが、人事管理というよりは一種のビジネスマナー上の問題と考えます。
内容案件からしましても、あまり神経質になるような事柄ではないように思われますが、そこは個々に事情があるでしょうから、カドを立てずと狙いでしたら取り敢えず丁重な様式であればよいのではと感じます。但し、私もその筋の専門家ではございませんので、具体的な回答までは出来かねる件ご理解頂ければ幸いです。
投稿日:2014/06/12 09:31 ID:QA-0059219
相談者より
早速ありがとうございます。
ビジネスマナー、その通りと思います。お互いが動きやすいようにうごいてくれれば、こういうことには・・・。どうしても退任後という部分に目がいってしまい、それを社内にオープンにして動くということに違和感をぬぐいきれませんでした。一方で、接待は相手様もあって日程調整するのでしょうから、その割り切りと理解します。
社内では、退社した人がなぜ?というのがありますため、会社として認識するのかしないのかという背景があります。ただ、オープンにしないで接待の日程をこなしていた場合、そもそもこのような問題にならないわけですから、なんとも悩ましい限りです。
投稿日:2014/06/12 14:04 ID:QA-0059226大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
問題が解決していない方はこちら
お気軽にご利用ください。
社労士などの専門家がお答えします。