体系だった研修制度を策定したい(流通業)
弊社は社歴は長いものの、従来より現場でのOJT中心に人材教育を実施してきました。
近年、店舗拡大により、そのOJTも追いつかない状況です。
新入社員からマネジメント層までの年次別、階層別、そして職種別に研修制度を作り上げていきたいのですが、そのノウハウがありません。
基本からご指導いただけることを望んでいます。
投稿日:2005/11/10 11:29 ID:QA-0002632
- *****さん
- 愛知県/販売・小売(企業規模 301~500人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- この回答者の情報は非公開になりました
RE:体系だった研修制度を策定したい
こんにちは。
研修体系作りのノウハウについては参考資料がありますので、ご連絡いただければお送りしますよ。基本的なすすめかたとしては、
1、育成の目的を決める→2、現状を把握する→3、方針決定→4、階層別・職種別に育成課題を策定→5、プログラム策定。
という流れになると思います。がんばってください!
投稿日:2005/11/10 12:09 ID:QA-0002638
プロフェッショナルからの回答
- この回答者の情報は非公開になりました
体系だった研修制度を策定したい
研修制度の構築は各社各様です。大手研修会社でパッケージ化されたものも沢山あります。個人的には、各社の実状と教育研修による目的目標を明確にしたうえで具現化していくことをおすすめします。私自身、企業の人事責任者の経験から、教育研修制度の構築はややもすると担当者或いは人事部門の自己満足になる危険性をはらんでいます。立派な制度構築ができて、実施しても、研修の効果を測定するのは難しいものです。長期的な視野にたって研修効果をあげられるような仕組みが必要です。
一般的な話しになりますが、まずはご相談欄に書かれたとおり、階層別、職種別の研修をご検討されてはいかがでしょうか。それも、ある期間ごとに繰り返す仕組みを作ってください。1回実施してみて、効果のほどがわからない、といって中断することのないように。
現在、某企業のご依頼で「ご提案書」を作成している最中ですが、そのなかに、「研修の目的」「研修の方針」「体系」という項目を盛り込み作成しています。これらをキーワードとして、御社の経営の理念をベースに置き、さらに御社の「社風」をキーワードに加え、教育研修体系を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、新入社員研修では、御社が新人に教えたい、覚えて欲しいことは何なのか、が基本となるでしょう。
マネジメント研修の場合には、マネジメントの目的、必要性の理解から実際場面のノウハウを身につけさせることからはじめ、決して最初から教科書的な理論を押し付けることに走らないようにするほうが良いと考えております。
ご希望の回答には不足とは思いますがご参考まで。
当方では大手百貨店様の部長研修等の経験もございますので、お気軽にお申し出いただければお手伝いさせていただきます。
投稿日:2005/11/10 12:19 ID:QA-0002640
プロフェッショナルからの回答
- 新島 哲
- 新島労務管理事務所 所長
付け加えまして
各先生方のお話しに付け加えさせて頂きます。
まず、各階層に応じて職能要件書を作ってはどうでしょうか。つまりこの立場の人間であればこうあるべきだ、とう書類です。この要件書があれば、目指すべきターゲットができます。そしてそのターゲットに向けて不足な部分で現場ではOJT、知識面などは集合で研修という形で実施してゆけば良いと思います。
また、教育という面では研修に加え、評価制度が重要になってきます。評価の段階で不足な部分が分かればその部分を教育することにより理想の人材に近づけていくことができます。
あまり、研修、という言葉に捉われすぎず、人材育成の一部として考えてはどうでしょうか。研修というと難しそうですが、足りない部分を教育ということで考えれば、必ずしも特別なノウハウが必要なわけではありません。
投稿日:2005/11/10 16:08 ID:QA-0002648
相談者より
投稿日:2005/11/10 16:08 ID:QA-0031058大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
- 野口 高志(本名:秀一)
- 株式会社インターディペンデンス・コーポレーション 代表取締役/人材能力開発コンサルティング事業部 プログラム開発ディレクター
体系だった研修制度への回答
こんにちは。インターディペンデンス・コーポレーションの野口秀一と申します。
貴社の人材能力開発体系創りに適した、これまでに実施した事例が多数あります。特に「新入社員教育」の充実をお奨めします。結果、数年後の研修コストの効率化も期待できます。さらに、従来のマネジャー教育のためのコンセプト、コンテンツでは限界も出て来ています。今後、研修とOJTのコラボレーションを体系化していくのであれば、新しい枠組みの能力開発を吟味してください。さらに研修手法、OJTとの絶妙なコンビネーション等もアイデアが必要です。これらに関する事例、コンセプト、研修プログラムをご希望であれば、ご指示下さい。すぐに対応いたします。
投稿日:2005/11/11 01:09 ID:QA-0002659
相談者より
投稿日:2005/11/11 01:09 ID:QA-0031063大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
問題が解決していない方はこちら
お気軽にご利用ください。
社労士などの専門家がお答えします。