新卒入社後3年以内に離職しなかった若手社員を対象にした調査
アデコ株式会社
新卒として入社した企業での勤務が4年目を迎えた日本全国の若手社員600人(男性:300人、女性:300人)を対象に、新卒入社後3年以内に離職しなかった理由などを尋ねる調査を実施しました。
日本では、新規大卒就職者の就職後3年以内の離職率が3割前後で推移する状況が長く続いており、企業にとっては大きな負担となっています。今回の調査は、新卒入社後3年以内に離職しなかった社員にアンケートを行うことで、新卒を採用する企業が離職率改善に向けて取り組むための一助となることを目指しています。
Q1. 現在の勤務先への入社を決めた理由は何ですか?
Q2. これまでに退職や転職を考えたことがありますか?
Q3. 退職や転職をしないで、現在の勤務先に残ることを選んだ理由は何ですか?
Q4. 今後、退職や転職を検討する要因になるものは何ですか?
Q5. あなたには、キャリアビジョン(仕事における目標や将来のありたい姿)がありますか?
※本調査の回答結果はすべて小数点第2位を四捨五入して算出したパーセント表示を行っているため、数値の合計が100%にならない場合があります。
調査結果のまとめ
- 勤務先への入社を決めた理由としてもっとも多かったのは「興味のある業界だった」(36.5%)
- 全体の8割以上が退職や転職を考えたことがあり、退職・転職を考えた理由としてもっとも多く挙げられたのは「年収が少ない」
- これまでに退職や転職を考えたものの、現在の勤務先に残ることを選んだ理由としてもっとも多く挙げられたのは「有休が取りやすい」
- 今後、退職や転職を検討する要因になるものとしてもっとも多く挙げられたのは「年収のダウンや伸び悩み」(44.3%)
- 全体の約6割がキャリアビジョンを持っているが、そのうちの約4割は現在の勤務先でキャリアビジョンを実現するのが難しいと考えている
- 現在の勤務先ではキャリアビジョンを実現するのが難しいと思う理由としてもっとも多く挙げられたのは「昇進・昇格が難しい」(34.1%)
【調査概要】
- 調査対象:2020年4月に新卒として入社し、その企業での勤務が4年目を迎えた日本全国の若手社員
- サンプル数:インターネット調査
- 調査方法:インターネット調査
- 実施時期:2023年4月27日~5月12日
- 調査実施会社:楽天インサイト株式会社
アデコ株式会社は、世界60の国と地域で事業を展開する人財サービスのグローバルリーダー、The Adecco Groupの日本における主な法人のひとつです。コンサルテーションを通じ、すべての働く人々のキャリア形成を支援すると同時に、人財派遣、人財紹介、アウトソーシングをはじめ、企業の多岐にわたる業務を最適化するソリューションを提供します。アデコ株式会社は、Adecco Group Japanのビジョンである「『人財躍動化』を通じて、社会を変える。」の実現を目指し、さらなるサービスの強化に取り組んでいます。
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