外国人を雇用している企業は過半数、「さらに増やす」「今後雇用する」企業も半数近くに
現在外国人を雇用している企業は過半数に
外国人の雇用状況について聞いたところ、最も多かったのは「現在雇用していて今後さらに雇用数を増やす予定である」(35.3%)で、3社に1社の割合だった。以下、「現在雇用しておらず今後も雇用する予定はない」(23.0%)、「現在雇用していて今後雇用数を増やす予定はない(現状維持・減らすを含む)」(20.4%)、「現在は雇用していないが今後雇用する予定」(9.8%)と続く。
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従業員規模別で見ると、規模が大きくなればなるほど「現在雇用していて今後さらに雇用数を増やす予定である」の割合が増えていく。特に5001人以上では58.3%と、6割近くの結果になった。これに対して、1~100人では22.9%、101~500人は24.2%に留まっている。
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小売、サービス業では「現在雇用していて今後さらに雇用数を増やす予定である」が4割超え
業種別にみると、「現在雇用していて今後さらに雇用数を増やす予定である」の割合が最も高いのは小売(44.4%)で、サービス(41.1%)とともに4割を超えた。人材獲得に苦戦する企業が多い中で、外国人が貴重な戦力となっていることがうかがえる。
また、業績別では市況よりも業績がいい企業で「現在雇用していて今後さらに雇用数を増やす予定である」が48.0%と、半数近くにのぼった。
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