ベースアップの方法について
当社の基本給は年功給と役割給の二本立てになっており、年功給は査定対象外で定昇し、役割給は査定があり賃金テーブルが数段階あります。
当社はベースアップを考えておりますが、査定によって変動する役割給に対してベースアップを実施することは可能なのでしょうか。宜しくお願いいたします。
投稿日:2018/04/26 13:37 ID:QA-0076300
- *****さん
- 東京都/機械(企業規模 301~500人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
ベアの構造
▼ 一般的には、「ベースアップ」とは、「賃金表の増額書換」のことを意味します。
▼ 年功給においては、年令、或いは、勤続年数をキーとする「年功給表の書換え」、役割給では、役割レベルで決められている「役割給表を書換え」ということです。
▼ 書換られる賃金表の種類面では、「年功給と役割給の双方」、「年功給のみ」、「役割給のみ」の選択肢があり、書換巾(ベア)面では、年功給・役割給間で、「同率」、「異なった率」の選択肢があります。
投稿日:2018/04/26 18:41 ID:QA-0076307
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、このような賃金制度の仕組みにつきましては法令で定められているものではございませんので、ベースアップを役割給に実施する事も当然可能です。
特に長期に渡って見直しされていない賃金テーブルであれば、ここ暫く続いている好景気の動向が反映されていませんので改定要求が高まるのも無理はないものといえます。
従いまして、御社独自の経営事情も踏まえた上で、御社自身の判断で実施有無を決められるべきといえるでしょう。
投稿日:2018/04/26 19:19 ID:QA-0076309
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