選考時に確認しても良い事項について
いつも参考にさせて頂いております。
採用選考時、求職者からヒアリングする内容について相談がございます。
現在私どもでは採用戦略の見直しを進めており、本部人事で募集情報管理や求職者の受付を行ったのち、各現場担当者が現地面接を実施する形式に変更を進めています。
本部人事から現場へは求職者の情報をヒアリングシートとして送付します。
そのヒアリングシートの内容について、現場担当者から以下のような項目の希望がありました。
(今回問題としておりますのは主に工場製造部門からの依頼です。)
・身長、体重、ウエスト、靴のサイズ(制服支給の為)
・視力(細かな確認を要する業務への適正確認の為)
・喫煙の有無(喫煙所の有無が事業所により異なる為)
・血液型(機械操作等の業務を含む場合の緊急時に備えて)
いずれも選考時に確認することが適当でない内容ですので、難しい旨を通達したのですが、「本部が採用管理を実施していざ面接へ送り込まれた求職者が、制服の支給できない体格であったり、一部の作業ができない視力であったりすると、労力が余計にかかる」とのことで反発があるため、何らかの譲歩策があればと考えています。
求職者に質問意図を明示した上で申告して頂く等で、この情報であればこのタイミングに聞くことは問題がない、などのご助言が頂ければと思い、ご相談いたしました。
投稿日:2024/12/20 11:37 ID:QA-0146755
- FGさん
- 大阪府/医療・福祉関連(企業規模 101~300人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
ご質問の内容は、いずれも採用決定後に必要な情報ではないでしょうか。
採用決定後、速やかに、目的を伝えたうえで、本人から確認し、
現場に情報を送るといったことは不可能なのでしょうか。
投稿日:2024/12/20 16:28 ID:QA-0146765
相談者より
ご回答下さりありがとうございました。
投稿日:2024/12/25 15:10 ID:QA-0146890大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、業務上必要とされる相応の理由が示されていますので、事前に本部人事にて確認されても差し支えはございません。
但し、無理に聴取されるのではなく、アンケート方式で任意に記入してもらう方法が妥当といえるでしょう。
投稿日:2024/12/21 09:29 ID:QA-0146772
相談者より
ご回答下さりありがとうございました。
投稿日:2024/12/25 15:10 ID:QA-0146891大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
対応
まず「労力が余計にかかる」からコンプライアンスを無視して良い理由には一切ならない、コンプライアンス認識についてはしっかり社内が統一認識を持つ必要があります。選考における差別的質問は出来ません。
法律が変わったのですから、昔はできた・手間を省きたいなどは認められないことを徹底して下さい。
すべての情報は採用時に聴取するのは不適切な以上、面接を省くこともできないでしょうから、必ずあり得る可能性として採用業務をしてもらうしかありません。
投稿日:2024/12/23 11:05 ID:QA-0146795
相談者より
ご回答下さりありがとうございました。
投稿日:2024/12/25 15:10 ID:QA-0146892大変参考になった
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