外部からの前職調査について
私の認識では外部から前社員・現社員についての身分照会とか在職時の成績などの問い合わせがあった場合は、本人の署名による承認がある場合を除いて不可と理解しています。
一方で、「個人情報取扱事業者」でない会社の場合は、本人の承認なしでも開示できるとおっしゃる方がいらっしゃいます。
どちらが正しいのでしょうか?
参考サイト:
http://okwave.jp/qa4285660.html
投稿日:2008/08/28 18:11 ID:QA-0013498
- *****さん
- 東京都/半導体・電子・電気部品(企業規模 11~30人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
個人情報保護法の適用がなされるのは、「個人情報取扱事業者」に限られています。
従いまして、個人情報の開示等同法に定められた内容を遵守する義務があるのは、「個人情報取扱事業者」のみということになります。
しかしながら、「個人情報取扱事業者」でなくとも本人の承認無で前職調査に答えるべきではないものといえるでしょう。
何故ならば、こうした前職照会によって生じるトラブルの発生については、何も個人情報保護法に関する事柄に限られるものとはいえないからです。
例えば、前職開示の内容や表現の仕方等で、本人が就職できなかったりする等現実に何らかの不利益を被ることも考えられます。
こうした場合、可能性としましては低いでしょうが本人に損害賠償請求をされる等思わぬトラブルを招くケースも全く無いとは言い切れません。
よって、社会的責任を持つ企業としましては、退職者も含め従業員に関する照会に安易に答えることは避けるのが妥当というのが私共の見解になります。
投稿日:2008/08/28 20:13 ID:QA-0013501
相談者より
投稿日:2008/08/28 20:13 ID:QA-0035378大変参考になった
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