Netflixのような自由な休暇制度を取り入れたい
Netflixでは休暇規定が無く、どれだけの日数をどのタイミングで取るのか社員が自由に決定できるようになっているそうです。
日本では労働に関する法規制が厳しく、休暇規定を撤廃することはできないと思うのですが、Netflixと同じように休暇に関して社員に自由を与えるためにはどのような制度設計を行えば良いでしょうか。
投稿日:2022/04/03 21:56 ID:QA-0113890
- たかりょうさん
- 東京都/食品(企業規模 11~30人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
日本でも年次有給休暇以外であれば、会社で自由に規定することは可能です。
netflixもはじめは他社同様でしたが、従業員の提案により、無制限休暇制度としたようです。
一番大事なのは、自由休暇の目的と経営者の考え方です。
netflix社は、労働時間より成果重視ということかつ、お互いの信頼関係から成り立っていますが、
どの業種や会社も自由休暇があてはまるということではありません。
会社として、どの方向性がいいのか検討してみてください。
投稿日:2022/04/04 10:37 ID:QA-0113898
プロフェッショナルからの回答
人事政策
人事政策は経営判断の最も重要な要素です。経営者として、どんな経営をしたいのか、そのための自由休暇制度など、目的達成のための制度であるという位置付けを間違えなければ、ぜひチャレンジされてみるべきと思います。
強制法規である労働基準法さえ守れば、同社のように自由に休暇を取らせることも可能です。同時にそのための客観的で納得感ある評価制度など、経営方針が完全に一致していなければ、単なる新規ではなく新奇なものとなってしまいます。
何より重要な評価制度・業務遂行の仕組みをぜひしっかり構築して下さい。
投稿日:2022/04/04 12:28 ID:QA-0113910
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、休日につきましては少なくとも週に1日または4週に4日付与しなければなりませんので、最低限こうした日数を確保してもらう事が必要です。
加えまして、1日8時間及び週40時間といった労働時間の上限もございますので、例えば休日の少ない週等におきましてこうした上限を超えないようにしてもらう事も必要となります。
対応としましては、これらの法的最低限のルールを明確に示された上で、そうした範囲内での実際の休日の取り方は自由に決める事を認めるといった方法が考えられます。
但し、こうした自由な制度によって業務運営が成り立たなくなるといった弊害が生じる可能性も当然ながらございますので、導入に関しましてはくれぐれも慎重に検討されるべきといえます。
投稿日:2022/04/04 18:14 ID:QA-0113924
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