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職場のモヤモヤ解決図鑑【第82回】
ボスマネジメントで上司を動かすには?活用場面も紹介

職場のモヤモヤ解決図鑑

自分のことだけ集中したくても、そうはいかないのが社会人。昔思い描いていた理想の社会人像より、ずいぶんあくせくしてない? 働き方や人間関係に悩む皆さまに、問題解決のヒントをお送りします!

ボスマネジメントで上司を動かすには? 活用場面も紹介
児玉 夏樹(こだま なつき)
児玉 夏樹(こだま なつき)
社会人3年目の25才。志田の部下。ネットとサブカルが好き。

ボスマネジメントを知ったことで、恩田さんと上司の関係性は改善されたようです。ただ、新人の海堂さんは、まだ上司との関わりに悩んでいるとのこと。ボスマネジメントを行うためにはどうすればいいのか、具体的な進め方や活用場面を紹介します。

ボスマネジメントをすすめるステップ

ボスマネジメントは、大きく分けて「上司を知る」「自分を知る(知ってもらう)」「信頼関係をつくる」という三つのステップで進めます。

【ステップ1】上司を知る

【ステップ1】上司を知る

まずは上司の状況を知ることが重要です。「赴任してからの期間」「前職での仕事内容」「マネジメントの経験の有無」「現場と関わる時間」といった経歴は、上司の行動の理由を察するのに役立ちます。たとえば、上司の指示の内容が適切ではない背景には、関連する業務の経験値が浅いことがあるかもしれません。

さらに、上司が関わっている案件や抱えているさまざまな都合など、現状をくみ取ることも、ボスマネジメントでは重要です。たとえ部下をサポートしたくても、トラブル対応など緊急案件を抱えているタイミングでは、上司も他のことに手が回りません。上司の状況を把握することは、部下が相談や報告のタイミングを調整したり、共有内容を考えたりするのに役立ちます。

【ステップ2】自分を知る(知ってもらう)

よく知らない部下に対して、上司が接し方を悩んでいるかもしれません。仕事の目標や悩みといった部下の情報は、上司がマネジメントを行ううえで重要なもの。そのため、部下が自己開示をすることが重要です。

適切な自己開示を行うためには、自分自身を知っていなければなりません。仕事の不得意分野など、サポートが必要な部分について上司に共有しておくのも、ボスマネジメントのポイントです。

【ステップ3】信頼関係を積み上げる

上司との信頼関係も重要です。その基礎となるのは、仕事の成果。ボスマネジメントはコミュニケーションの手段といっても、上司にとって耳当たりの良い言葉ばかりを並べるようではいけません。仕事で成果を出さない部下から、あれこれ言われていい気分になる上司はいないでしょう。部下として与えられた業務目標を達成してこそ、信頼が積み上がっていきます。

ボスマネジメントの活用場面

ボスマネジメントの活用場面をみていきます。

「指示が変わる上司」編

「指示が変わる上司」編

「最初と言ったことが違う」「日ごとに指示が変わる」という上司には、部下から先手を打って確認することがおすすめです。

「〇〇については、全社的な方針では△△でした。よって□□のやり方でよろしいでしょうか?」といった、個人の視点ではなく部署や全社的視点で方向性を確認するといいでしょう。

また、中間報告を挟むことも重要です。仕事を進める際は、方向性を決めたタイミングや草稿ができたタイミングで確認してもらうなど、こまめにコミュニケーションをとります。そうすることで、上司の意図と最終成果物が大幅にずれることを防ぐことができます。

「業務状況が把握できていない上司」編

「業務状況が把握できていない上司」編

「無理難題を言う」上司は、部下の状況を適切に把握できていない可能性があります。そのため無理なこと、NGなことはきちんと伝える必要があります。ただし、「これはできません」と断るだけでは、上司も困ってしまいます。

「現状は難しいのですが、〇〇であればここまでできます」といったように、できること/できないことを伝えることが大切です。

「1on1に不慣れな上司」編

「1on1に不慣れな上司」編

「1on1が上司の雑談で終わる」「1on1の時間が無駄と感じる」といった不満はよく聞かれますが、部下の働きかけで有意義な時間に変えることも可能です。そもそも1on1は部下の成長を目的として行われるミーティング。せっかく時間を使うなら、「上司と話せてよかった」と自分で思えるように準備することも重要です。

たとえば、「○○について悩んでいます」「〇〇のような支援をいただけないでしょうか」など、具体的に相談してみましょう。「この仕事をしてみたい」など、キャリアについて自己開示する場として活用するのもおすすめです。

「ベテラン部下を持つ若手上司」編

年上の部下、年下の上司というケースも少なくありません。経験豊富なベテラン部下が、若手上司を頼りなく感じることもあります。若手上司の存在を軽んじて仕事を進めていては、上司・部下の関係性がこじれてしまいます。とはいえ、ベテラン部下であれば「教えを乞う」といったコミュニケーションも不自然に感じるものです。

そこで効果的なのは、ベテラン部下のほうから働きかけ、人脈や業務知識など、若手上司が知らないことを伝えること。若手上司にとって有意義な情報を共有することで、仕事がすすめやすくなります。

ボスマネジメントの注意点

ボスマネジメントは、部下から働きかけ、上司との関係性を変えるための手法。その目的は相手を変えることではなく、「仕事上の目標を達成するため」「戦略の実行のため」であることを忘れてはなりません。

また、現場のことをこまめに共有してくれる部下の存在は、上司にとってありがたいものですが、強固な信頼関係は仕事の成果があってこそ成り立ちます。「口だけ」の部下にならないよう、業務に取り組むことが重要です。

【まとめ】

  • ボスマネジメントでは、まず上司の状況や経歴を知ることが大事
  • 仕事の成果と信頼関係があって、ボスマネジメントは効果を発揮する
  • コミュニケーション手段であり、相手を変えるものではない

ボスマネジメントでは、部下が積極的に自分のことを伝えることも大事なんだね

上司の愚痴を言い合っても、ガス抜きにしかならないからねぇ……

上司から信頼されるためには、仕事で成果を出すことが重要というのはもっともだけれど……。後輩の海堂さんへの良いアドバイスはみつかった?

相談のタイミングは、参考になりそうかな。今度話してみるよ!

企画・編集:『日本の人事部』編集部

Webサイト『日本の人事部』の「インタビューコラム」「HRペディア「人事辞典」」「調査レポート」などの記事の企画・編集を手がけるほか、「HRカンファレンス」「HRアカデミー」「HRコンソーシアム」などの講演の企画を担当し、HRのオピニオンリーダーとのネットワークを構築している。

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