性同一性障害の従業員への対応について
いつも利用させていただいております。
女性従業員から、自分は性同一性障害であるため、男性の更衣室やトイレを使用したいと相談を持ちかけられました。
診断書は確認しておりませんので、現在調査中ではありますが、既にホルモン注射を注射しており、今後は体型も男性に近づいていくと本人から説明を受けました。
周囲の者が混乱する可能性も高く、どのように対応すべきか思慮しております。
法的に留意すべき点がございましたら、ご教授いただけないでしょうか。
また、実務面でどのように対応すべきでしょうか。
宜しくお願いいたします。
投稿日:2014/10/29 13:06 ID:QA-0060676
- *****さん
- 兵庫県/その他メーカー(企業規模 10001人以上)
本Q&Aは法的な助言・診断を行うものではなく、専門家による一般的な情報提供を目的としています。
回答内容の正確性・完全性を保証するものではなく、本情報の利用により生じたいかなる損害についても、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
具体的な事案については、必ずご自身の責任で弁護士・社会保険労務士等の専門家にご相談ください。
プロフェッショナル・人事会員からの回答
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お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、極めてレアな案件ですので、対応方法は一概に申し上げる事は困難といえるでしょう。職場及び当人の詳細状況に応じて最善策を検討すべきですので、当方で確答までは出来かねる件ご了承下さい。
その上で申し上げますと、やはり男性として行動される際に起こるかもしれない事態について当人がどのように受け止めるかを確認されることが重要といえます。
周囲がどうであれ気にせずやっていきたいという方もいれば、逆に繊細でとても気を遣う方もいらっしゃるでしょう。その辺を踏まえた上で、周囲の配慮が不可欠という事であれば、当人の同意を得た上で従業員に事情を説明された方がよいでしょう。逆に状況がどうであれ個人に関わる問題として公にはしないで欲しいという事であれば、そのようにされても差し支えないものといえます。あとは当人がどう対処し向き合うかという問題になるはずです。
勿論、性差別等と同様、事情に関わらず当人に対する差別的取扱いを行う事や、差別的な言動があった際に放置したりする事で、当人の職場環境が害されないようにしなければなりません。
投稿日:2014/10/29 18:30 ID:QA-0060683
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